「バルセロナ・バス・ツーリスティック」を利用して、ひとりで観光する方法 #54

Spain
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ブエナスタルデス、旅ブロガーのファインです。

あなたは、人気観光地「バルセロナ」を訪れたことがありますか?

観光するにも見どころが沢山あり、個人で巡るには時間もお金も必要です。

ツアーに参加すれば安く効率よくバルセロナ観光をすることも出来ます。

しかし、ここではひとり旅をコンセプトにしているのでツアーには参加しません。

バルセロナ観光には、財布に優しく効率的に観光できる手段があるのです。

それが、バルセロナの「ツーリストバス」です。

 

 

ということで、今回はバルセロナの「ツーリストバス」について語ります。

 

お勧めな2大バスツアー

初めてバルセロナに来た人は、どこから観光していいのかわからくなりませんか?

勿論、ガイドブックなどである程度観光スポットをチェックしてくる人も多いでしょう。

そのチェックしてきたバルセロナの観光スポットを効率よく安価で巡る方法があります。

それが、バルセロナ市内の観光地を走る2つのバスツアー「ツーリストバス」です。

 

Barcelona Bus Turistic(バルセロナ・バス・ツーリスティック)

Barcelona City Tour(バルセロナ・シティー・ツアー)

 

バルセロナ・バス・ツーリスティックの2階席

 

どちらもバルセロナの公認バスです。

 

<こんな人にオススメ>

①快適に自由に一人で観光したい

②安全に効率よく回りたい

③なるべくリーズナブルに巡りたい

④スペイン語が話せない

⑤初めてバルセロナに来た人

⑥安心・安全な旅がしたい

⑦ツアーのように時間や人に縛られたくない

 

カタルーニャ広場のバス乗り場

ファインは、上記7つに殆ど当てはまるので渡航前からツーリストバス利用を考えていました。

2つの公認ツーリストバスで、ファインは「バルセロナ・バス・ツーリスティック」を選択しました。

どちらを選択しても、ファインの行きたい観光地は網羅していたのですが、Barcelona City Tour(バルセロナ・シティー・ツアー)はルートが2つだったので辞めました。

ファインが選択したBarcelona Bus Turistic(バルセロナ・バス・ツーリスティック)は、チケットを購入したら乗車回数の制限なく何度でも乗り降りできます。

 

バスは2階建てで、ガイドブックに載っている主要なところは殆ど網羅もうらしています。

2階はパノラマ展望ができるオープンデッキになっていて、見下ろす感じが爽快そうかいです。

1階はエアコン完備なので、寒さが苦手な人や日差しを避けたい方は1階をオススメします。

 

2階からは街並みの写真が撮りやすいので、ファインは常に2階席に座っていました。

SIMを用意していない旅人にはありがたいことに、Wi-Fiがフリーなんですよ。

ガイドブックとにらめっこしなくても、日本語の音声ガイド付きなので安心&快適です。

運賃は日数により、所要時間はルートにより異なります。

 

運賃:1日30€、2日40€

所要時間:ブルー、レッド約2時間   グリーン約40分

運行間隔:1時間に4本から6本

運行時間:9:00~19:00(夏は20:00まで運行)

 

バス停は44の停留所があり、バスのカラーと同じだから観光客にもわかりやすいです。

チケットは観光案内所やカタルーニャ広場でも購入できます。

事前購入しておくと10%の割引があるのでファイン的にはこちらがオススメです。

Hop on hop off | Barcelona Bus Turístic
Discover the city of Barcelona with the official sightseeing bus that lets you see and enjoy its most emblematic monuments and buildings.

 

初めてバスに乗るときにバウチャーを提示して、チケットと交換します。

チケットと一緒に、各バスルートの路線図がもらえます。

路線図は、全てのバス停と観光スポットが載っているのでとても重宝しました。

 

 

 

グエル公園:Park Guell

「バルセロナ・バス・ツーリスティック」を利用して最初に訪れたのがグエル公園です。

観光客の多くが、このグエル公園には足を運ぶと思われます。

建築家の「アントニ・ガウディ」の作品で、1984年に世界文化遺産に登録されました。

スポンサーの名がつけられた「グエル公園」からは、バルセロナの街並みが一望できます。

ちなみに「グエル公園」は、ガウディとグエル伯爵が作り上げた60棟の分譲住宅なのです。

ちなみに、売れたのは2棟だけだったので分譲住宅の工事は途中で中断しています。

 

<ドラゴンの階段:The Dragon Stairway>

全長2.4メートルの大トカゲはグエル公園で1番の人気スポットです。

この大トカゲのいる大階段は、ギリシャ神話をモチーフにしています。

ドラゴンの階段は1番の写真スポットなので、写真を撮るのがかなり大変でした💦

 

グエル公園の大トカゲ

 

 

<グエルパビリオンズ:Guell pavilions>

お菓子の家のような建物は、なんとインフォメーションセンターだったのです。

ここは、守衛しゅえい小屋にもなっており、お土産も購入することが出来ます。

ここはヘンゼルとグレーテルのお菓子の家をイメージして建てられました。

以下の写真で3階に小窓があるのがわかるでしょうか?

この小窓から、上記で紹介した「ドラゴンの階段」を臨むことが出来ます。

髭が特徴のスペインの画家サルバドール・ダリが、このグエルパビリオンズを観て

「砂糖をまぶしたタルト菓子のようだ」

と表現したと伝えられています。

 

Guell pavilions

ギリシャ劇場:The Greek Theatre/ラ ナトゥーラ広場>

ファインがグエル公園で、一番気に入ったのがここでした。

眺望好きな人にオススメのバルセロナ街が一望できるグエル公園の絶景スポットです。

一番のフォトスポットは、何と言っても全長110mの「波打つベンチ」かもしれません

カラフルで波打つベンチは、長さ世界一のベンチとして認定されています。

 

波打つベンチ

 

 

<洗濯女(ブガデラ)の回廊:The Laundry Room Portico>

中央広場の波形のベンチを背にして、左側沿いの壁側にある階段を下りた所にあります。

この回廊かいろうは、女性像の柱「カリアテッド」で支えられています。

ガウディは、回廊の柱を傾斜させ螺旋状らせんじょうの形状を用いて、様々な工夫をしました。

回廊の柱は、太く傾斜したものと細いのが複雑に組み合わさって構成されています。

The Laundry Room Portico

 

<営業時間と入場料>

営業時間:1月〜3月・11月〜12月/8時30分〜18時30分

5月〜8月/8時〜21時30分

入場料:事前予約/7€(約914円) 当日券/8€(約1,044円)

 

 

 

サン・ジョセップ市場(ラ・ボケリア):Mercat de La Boqueria

グエル公園観光を終え、小腹が空いてきたので2つ目の立ち寄り先は市場にしました。

ランブラス通り沿いに約200の店舗がある市場で、バルセロナに来たら外せません。

 

サン・ジョセップ市場

800年の歴史がある人気市場で、観光客でごった返しており値段も観光客価格です。

ちなみに「サン・ジョセップ市場」と地元民に場所を尋ねたら???でした。

間違いではないですが「ボケリア市場」と聞いた方が地元では通じるらしいです。

 

日本でもパエリアは食べたことあるけど、バルセロナで食べたパエリアは最高でした。

ちなみに、スペインで一人で食事をしていると

「かわいそうな人」

という目でみられます。

スペインでのボッチ飯は、同情される視線がちょっと痛かったです💦

 

パエリア

 

Pintxo bar:ピノッチョ(ピノキオ)

80歳を超えたファニートさんが働くこの店が、市場で人気ナンバー1バルです。

 

 

 

カサ・ミラ:Casa Milà

お腹も膨れたファインは、再び「バルセロナ・バス・ツーリスティック」に乗り込みます。

すると、2階のオープンデッキから奇妙な建物が見えてきました。

日本語の音声ガイドによると、あれが「カサ・ミラ」だということがわかりました。

「カサ・ミラ」は世界文化遺産登録にされているアントニ・ガウディの作品群の一つです。

白い壁と波のような曲線がとても目立つ外観で、バスの2階からでもすぐにわかります。

 

カサ・ミラ

 

建設当初は、この奇抜すぎるデザインが市民からは嫌われていたそうです。

パリのエッフェル塔と一緒ですね。

当時のエッフェル塔があまりに奇抜な外見のためかなり非難されていたらしいです。

パリ市内にある「5つの凱旋門」と世界で最も高い鉄の構造物「エッフェル塔」#71
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<カサ・ミラのチケットは2種類>

時間指定制のチケット:「La Pedrera Essential」22€(約2,872円)

日付・時間指定なしの:「La Pedrera Premium」29€(約3,785円)

 

無計画に当日に行くと、ファインのように行列に並ぶことになります。

時間を有効に使いたい方は、事前購入をオススメします。

 

 

 

バルセロナオリンピックスタジアム:Estadio Olímpico Lluís Companys

1992年に開催されたバルセロナオリンピック用に作られたスタジアムです。

正式名称は知らなくても「モンジュイックスタジアム」と言えば市民はわかります。

収容人:約56,000人

五輪効果により、バルセロナが近代化した街に変貌した歴史的なスタジアムです。

モンジュイックの丘に続く道沿いにあり、無料で見学が出来ます。

ファインは、「バルセロナ・バス・ツーリスティック」で行きましたが、以下の公共交通機関でも行くことが出来ます。

ちなみに、この記事の写真が「バルセロナオリンピックスタジアム」です。

 

アクセス:Access

地下鉄1/3号線Plaza Espana(スペイン広場) 駅から150番のバスで15分

またはフニクラのバルク・モンジュイック駅から徒歩10分

 

 

 

ピシーナ・ムニシパル・デ・モンジュイック:Piscina Municipal de Montjuic

バルセロナ市内が一望できる市営プールです。

バルセロナオリンピックの飛び込み会場として使用されました。

飛び込み競技プールと水深3メートルのアッププールの2つがあります。

<入場料>

一般(15歳以上)6.5€(約848円)

子供(6歳から14歳)4.5€(約587円)

<営業期間>

6/28〜9/3  時間:11:00〜18:30(最終入場は17:30)

夏は観光客でも絶景の中で泳ぐことができます。

ファインが訪れた季節は冬だったので、営業しておらず写真だけ撮りました。

夏以外はレストランからじゃないと絶景は観ることはできないでしょう。

 

レストランの横からこっそり撮影

 

 

 

ピコネルプール:Piscines bernat picornell

バルセロナオリンピックの競泳会場です。

ファインの第一印象は

「ちっちゃい」

でした。

今は亡き千葉県にあった天台の競泳プールよりも規模的に小さいような気がします。

 

ピコネルプール

 

 

岩崎選手の名前が刻まれた競泳プール

 

プール会場には、バルセロナ五輪で金メダルを取った選手の名前が刻まれております。

同じ日本人として誇らしい気持ちになりました。

上記で紹介した飛び込み用のプールから約1.2㎞離れた場所にあります。

 

 

ここまで読んでいただきありがとうございます。

 

追伸

今回ご紹介したバルセロナ観光は、いかがでしたでしょうか?

ファインが利用した「バルセロナ・バス・ツーリスティック」を利用すると、ひとつひとつの観光スポットを公共交通機関で巡るよりも効率的に回れます。

記事内で紹介した<こんな人にオススメ>に当てはまる人はぜひご検討ください。

ちなみに、「バルセロナ・バス・ツーリスティック」を利用して最初に訪れたグエル公園は、早朝か夜間に訪れるとチケットなしで無料入れるらしいです。

早朝は観光客も少ないため、写真の順番待ちもないので撮り放題らしいですよ。

まぁ、その時間帯はバルセロナ・バス・ツーリスティックは動いていいませんが💦

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管理人

性別    :男性
居住地域  :千葉
<自己紹介>
飛行機が飛ばない状況でも、未知の国へ行く意欲がまったく衰えない旅ブロガーです。ひとり旅を好むが寂しがり屋という矛盾した性格をしています。都内の大学卒業後、旅行会社へ就職。転職後も旅行関連の資格を取得し観光業界へ従事。添乗員を目指している方、国家資格取得を目標にしている方の参考になるネタを投稿していく予定です。海外旅行では、失敗だらけだけど無事に帰国できればokという考えで旅を続けています。同じ旅好き、もしくは観光業界への就職を目指している方々の役に立ちたいという思いでブログをはじめました。旅行に関する情報をシェアしあなたと一緒に成長できれば嬉しく思います♪

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