未完成の世界遺産「サグラダ・ファミリア」と「アントニオ・ガウディ」#55

未完成作品サグラダ・ファミリアSpain
この記事は約8分で読めます。

皆さんブエナスタルデス、旅ブロガーのファインです。

スペインを旅していて、ファインが抱いたスペイン人の印象は「仕事をしない」です。

休憩が大好きで仕事をさぼり、いい意味でのんびり気質のスペイン人。

そのスペイン人が2026年完成に向けて頑張って働いていることに驚きました。

 

ということで、今回は2026年完成予定の「サグラダ・ファミリア」について語ります。

 

 

 

サグラダ・ファミリア:Sagrada Familia

スペインに一度も行ったことがない人も「サグラダ・ファミリア」はご存じでしょう。

テレビや雑誌でよく取り上げられている「アントニオ・ガウディ」の未完成作品です。

 

サグラダファミリアとは「聖家族」を意味しています。

ヨセフ(キリストの養父)、マリア(キリストの母)、キリストから成る「聖家族」です。

サグラダ・ファミリアの根本は、「イエス・キリストの生涯」がテーマになっています。

 

ヨセフをキリストの養父と表現しているのは、理由があります。

マリアがキリストを生んだときは、彼女は処女だったからです。

キリストを生んだのちにヨセフとマリアは結婚しました。

 

イエス・キリストの本当の父は「神」であるとされています。

 

サグラダファミリアのステンドグラスサグラダファミリアのステンドグラス

 

日本語の正式名称:聖家族贖罪教会せいかぞくしょくざいきょうかい(Temple Expiatori de la Sagrada Família)

 

 

建設工事に時間がかかる理由

ガウディは、「サグラダ・ファミリア」の設計図を書いていませんでした。

完成図はガウディの頭の中にしかなかったと言われています。

 

理由1

こんなにも建設工事に時間がかかる理由のひとつに「スペインの内戦」があります。

ガウディの図面や弟子たちの多くの資料も内戦で焼失してしまいました。

現在はIT技術の進歩により、ガウディのデッサンが復元されつつあります。

 

理由2

資金不足です。

サグラダ・ファミリアの建設費用は、入場収入と寄付によってまかなわれているのです。

ただ、資金不足は観光客の増加により解消されつつありました。

しかし2020年は、コロナの影響で大幅に入場料収入がなくなりました。

その結果、2026年の完成には間に合わないと報道されています。

 

理由3

100人の著名人が、建設反対を訴えたことです。

ガウディの設計図もないのに異なるものを作っても仕方がないという理由です。

現在造られているのは、ガウディのデッサンや模型を復元したものを基準としています。

つまりガウディならこう考えるだろうとの推測の設計図で工事が進んでいるのです。

 

 

2020年3月から中断されていた建設が2021年1月25日再開しました。

今後は、「聖母マリアの塔」を造る予定です。

完成したら、高さ138㍍の塔になります。

 

 

サグラダ・ファミリアの内部

アントニオ・ガウディは、森のようにサグラダファミリアの内部をデザインしました。

以下の写真で、枝や木の葉っぱをイメージしている柱と天井がわかるでしょうか?

 

天井の高さ:45メートル

祭壇上の高さ:60メートル

 

 

サグラダファミリアの内部サグラダファミリアの内部

 

 

アクセス:Access

最寄り駅:地下鉄2号線or5号線「サグラダ・ファミリア駅」

どれだけ方向音痴でも、駅を降りたら見えるので迷う心配はありません。

 

入場料:Entrance Fee

チケットの種類は5種類

TOP VIEWS

「聖堂」と「タワー」への入場+日本語オーディオガイドのセット

大人:29€

どうしてもタワーに登りたかったので、ファインはこのチケットをゲットしました。

 

GAUDI’S WORK AND LIFE

「聖堂」と「ガウディ博物館」への入場+日本語オーディオガイドのセット

 

大人:24€

 

GUIDED EXPERIENCE

ガイドとともに聖堂内に入場するチケット

大人:24€

ちなみに、ガイドは日本語に対応していません。

 

AUDIOGUIDED VISIT

聖堂への入場と日本語オーディオガイドのセット

大人:22€

 

 

BASIC TICKET

聖堂への入場のみのチケット

大人:15€

 

 

 

※当日チケットも販売しています。

当日券は、かなりの行列に並ぶことになるので事前に買っておいた方がベターです。

事前購入はクレジットカードで支払います。

 

ネット情報では「JCB」は使えるという情報と使えないという情報が出ています。

ファインは「JCB」が使えなかったので、VISAで購入しました。

 

 

Sagrada Familia, gestión integral de venta de entradas

 

 

 

営業時間:Opening hours

4月〜9月:9:00〜20:00

10月、3月:9:00〜19:00

11月〜2月:9:00〜18:00

12月25日、12月26日、1月1日、1月6日: 9:00〜14:00

 

 

生誕のファザード:Passion Facade

事前予約者専用の入り口です。

「生誕のファザード」は、福岡出身の外尾悦郎氏が手がけました。

この門にはイエスの幼少期が描かれ、柱は「海ガメ」と「陸ガメ」が施されています。

 

塔へはエレベーターで昇ることが出来ますが、下りは階段となっています。

「アンモナイト」をイメージして作られた螺旋らせん階段を利用します。

 

階段は非常に狭いですが、途中の小窓から工事中の様子も見ることができます。

「サグラダ・ファミリア」からバルセロナの街並みを一望できるのでお勧めです。

 

サグラダファミリアから見た景色サグラダファミリアから見た景色

 

 

受難のファザード:Nativity Facade

当日券を購入する観光客の入り口として利用されています。

塔には、エレベーターで上り降りできます。

「ユダの接吻」の彫刻で、キリストの足元に数字が刻まれています。

 

この数字は、縦、横、斜め、どの組み合わせでも足すと「33」になります。

現在も解明されていない「33」という数字にこだわった理由が諸説あります。

ただ「33」はキリストが亡くなった年齢という説が最も有力です。

 

 

受難のファザード受難のファザード

 

 

栄光のファザード:Facade of Glory

聖堂のメインファザードになります。

聖堂の正面入り口は建設中で、完成後は一番豪華なファザードになる予定です。

扉の文字は50か国語で、日本語で「われらの父」と書かれています。

ガウディが最終案を残す前に路面電車にひかれてなくなったので想像の設計となります。

 

地下礼拝堂:Underground chapel

主祭壇の地下に「ガウディのお墓」があります。

聖堂内部は2010年に完成し、ローマ教皇を招きました。

その時、ミサが行われ初めて正式な「教会」として認められたのです。

 

地下礼拝堂には、完成の模型があります。

 

 

ちなみに、世界遺産に登録されているのは「生誕のファサード」「地下礼拝堂」のみです。

 

 

 

カサ・バトリョ:Casa Batlló

こちらもアントニオ・ガウディが手掛けたの作品の1つで、世界遺産に登録されています。

公式のオンラインチケット予約ページからチケットを事前購入することができます。

 

 

カサ・バトリョに並ぶ観光客カサ・バトリョに並ぶ観光客 

 

チケットは3種類

▼ブルー:25€

▼シルバー:33€

▼ゴールド:35€

 

簡単に説明すると入場の優先度の違いだけです。

確かに混んでいましたが、「カサ・ミラ」「グエル公園」よりは空いていました。

正面のファサードは、素材にモンジュイックの丘の岩を利用しています。

 

 

カサ・バトリョの正面カサ・バトリョの正面

 

確かに奇抜なデザインであることには間違いないです。

しかし、カサ・ミラやグエル公園を観た後では少々インパクトに欠けると思います。

 

グラシア通りにあるので、ぷらぷら散歩していたら見つかります。

「カサ・ミラ」からなら徒歩5分ほどの場所に位置しています。

最寄り駅:地下鉄パセジ・ダ・グラシア駅(Passeig de Gràcia)徒歩1分

 

 

 

ここまで読んでいただきありがとうございました。

 

追伸

サグラダ・ファミリア見学後「カンプノウスタジアム」に行ってきました。

「カンプ・ノウ・エクスペリエンス」ってご存知でしょうか?

FCバルセロナのホームスタジアム「カンプ・ノウ」の中に入れる見学ツアーの事です。

 

メッシ選手がプレイするカンプ・ノウのフィールドに実際に入ることができます。

「バルサ・ミュージアム」はFIFAクラブワールドカップのトロフィーが飾ってありました。

Spain 海外旅行
シェアする
管理人

性別    :男性
居住地域  :千葉
自己紹介
飛行機が飛ばない状況でも、未知の国へ行く意欲がまったく衰えない旅ブロガーです。ひとり旅を好むが寂しがり屋という矛盾した性格です。都内の大学卒業後、旅行会社へ就職。転職後も旅行関連の資格を取得し観光業界へ従事。添乗員を目指している方、国家資格取得を目標にしている方の参考になるネタを投稿していく予定です。海外旅行では、失敗だらけだけど無事に帰国できればokという考えです。同じ旅好き、もしくは観光業界への就職を目指している方々の役に立ちたいという思いでブログをはじめました。旅行に関する情報をシェアしあなたと一緒に成長できれば嬉しいです。

ファインをフォローする
元添乗員のひとり旅

コメント

タイトルとURLをコピーしました