ブエナスタルデス、旅ブロガーのファインです。
あなたは、マチュピチュ遺跡の観光日程をどのくらいで考えていますか?
マチュピチュ遺跡を訪れるには、クスコからの日帰りも不可能ではありません。
でも、せっかくマチュピチュまで来たのなら、マチュピチュ村の素通りは勿体ないです。
個人的には、マチュピチュ遺跡観光前日に1泊と当日に1泊するプランをオススメします。
ファインは、体力的にも精神的にも落ち着いて観光できる日程が2泊以上だと思います。
日本からはるばる地球の裏側までに来て、慌ててクスコに戻る必要はありませんから。
ということで、今回は「マチュピチュ村」とクスコへの帰路について語ります。
ペルーレイル:Peru Rail
地球上で2番目に標高の高い場所のクスコ~マチュピチュ村間を走る列車です。
人口6,000人のマチュピチュ村に入ってくる「ペルーレイル」を記念にパシャリ。
急勾配の山々に囲まれた独特の雰囲気と列車のコラボが溜まりません。
鉄道オタクでなくても、カメラを構えたくなりますよwww
左腕が写っているのは、ファインより一足先に帰った東大生です。
アバストス市場:Mercado de Abastos
マチュピチュ村のメルカドは地元民が利用するので、なんでも安くて美味しいです。
観光客相手のお店より衛生的には劣りますが、味は間違いなくメルカドに軍配が上がります。
「MERCADO DE ABASTOS CENTRAL MARKET」の2階が食堂となっています。
店頭にあるホワイトボードに、手書きで書いてあるメニュー表が味が合っていい感じです。
ペルーでは定番の「ロモサルタード」や「ミラネッサデポジョ」が本当に安くて旨い。
ここを知ったら、観光客相手の他の店には行けなくなりますから。
ちなみに、この記事の写真が「ロモサルタード:Lomo Saltado」です。
牛肉と野菜の炒め物なので、どんな味かなんとなく想像できますよね?
醤油で味付けしている店が多いので、日本人に合わないはずはありませんwww
ペルー料理の肉に飽きたら魚料理もありますよ。
名前はわかりませんが魚のフライにじゃがいもとお米、シンプルだけどこれが旨い。
Platos de pescado = 魚料理 で通じますからぜひ試してみて下さい。
営業時間:9:00~21:00
夜はほぼ閉まっているので、食事するなら18時くらいまでに行くことをオススメします。
<ミラネッサデポジョ>
<チチャモラーダ>
紫トウモロコシから作られるペルー定番のジュースもお勧めです。
料金:1ソル(約28円)
<キノアスープ>
メルカドでは、ペルーを代表するキノアスープを提供してくれるお店も多い傾向です。
ジャガイモやトマトがベースになっているので、食欲がない時でもペロッと食べられます。
民芸品市場:Mercado Artesanal
上記のメルカドから、約2分くらい歩いた所に民芸品市場があります。
ここの民芸品市場はどの店も料金表示がありません。
アルテサニアス市場は、なんとっ、すべての店が日本人の苦手な交渉制なのです。
ペルーらしい衣類や小物など種類は豊富です。
何も買わなくても、歩いているだけでメルカドの楽しい雰囲気を味わうことができます。
但し、クスコよりは値段が高く、品揃えはクスコの市場よりやや落ちるでしょうか。
「¿Cuánto cuesta?(クアント クエスタ)」いくらですか?
スペイン語が話せなくても、これだけ言えればこのメルカドでは何とかなりますよww
アルマス広場:Plaza de Armas
写真スポットになっている第9代皇帝パチャクテクの銅像が広場の中心にあります。
正式名称:Plaza Manco Capac
アバストス市場から約200mなので、食後の散歩には丁度いい距離でしょう。
ちなみに、パチャクテク皇帝は、インカの統治を広大させた偉大な皇帝です。
彼の前面に立つカラフルな男女の像は、どんな意味があるのだろうか?
Banos Termales:天然温泉
パチャクテク像が立つアルマス広場から少し奥に細い坂道を歩くと温泉があります。
距離にすると約750m、徒歩11分と言うところでしょうか。
海外では普通の水着着用のプール式の硫黄温泉です。
7つの温泉プールがあり、31度~38度と温度別に別れています。
ちなみに、体を綺麗にする目的で訪れると期待外れになります。
あまり綺麗でない、というか日本人の感覚からしたら汚いです。
ファインは、プチ潔癖症なので入場するのを断念しました。
営業時間:5:00~19:30
定休日:無休
料金:20ソレス(約560円)
インカ・パチャクティ通り:Inca Pachacuti Street
Banos Termalesから、坂道を下るとマチュピチュ村のメイン通りに出ます。
インカ・パチャクティ通りは、約200メートル程のマチュピチュ村の目抜き通りです。
地元民と観光客で賑わいを見せており、多くの飲食店が並んでいます。
アバストス市場の2階が閉まっていたら、食事をするのに訪れるべき通りになります。
ちなみに、この通り沿いのホテルは裏通りと比較すると2倍以上の料金です。
利便性は高いですが、少し歩くだけで同じクオリティーの宿が半額で泊まれますよ。
明るいスタンドバイミーコース
さてさて、コンパクトなマチュピチュ村を楽しんだファインはクスコへ戻ります。
節約旅行のファインは、帰りもペルーレイルには乗りません。
スタンドバイミーコースで、水力発電所(Hidroelectica:イドロエレクティカ)を目指します。
暗闇を経験したファインにとって、明るいスタンドバイミーコースなんて楽ちんでした。
所要時間3時間と言われていますが、サクサク歩けばそんなにかかりません。
10kmの線路沿いの道のりは、すぐに水力発電所(Hidroelectica:イドロエレクティカ)に到着しました。
水力発電所(Hidroelectica:イドロエレクティカ)から、5分くらい歩くと大きなレストランがあります。
そのレストランの目の前に、こんなすてきな滝が流れています。
この滝の前で、往路で故障したバスのドライバーと笑顔で再会しました。
我々と別れた後、バスに残った乗客はなんとかマチュピチュ村へ辿り着いたそうです。
鬼太郎袋
ドライバーの食事タイムをしばらく待ち、いよいよクスコへ向けて出発です。
「復路は、無事に到着して下さい」
と日本語で呟くものの、日本人はファイン一人だけ💦
ちなみに、車に酔いやすい人は景色が見える助手席をゲットしましょう。
この写真のように、土砂崩れした悪路を平気で走るので車内はかなり揺れますから。
車酔いで気持ち悪くなる前に、遠くの景色を見ていれば酔いも少しは軽減できますよ~♬
但し、悪路を走るので酔いやすい人は、鬼太郎袋を用意しておいた方がいいかもしれません。
例として空路で南米に来られた時に、座席の網にあるゴミ入れを貰ってくるのはいかがですか?
軽くて丈夫で、多少濡れても丈夫なので、もし酔いやすい人は検討してみて下さい。
※鬼太郎袋とは・・・・げっげっ、するための袋(つまりゲロ袋)
日本の添乗員は、車酔いしたお客様の前ではゲロ袋とは絶対に言いませんwww
山奥のドライブイン
水力発電所出発から数時間後に、山奥にポツンとあるドライブインで食事休憩しました。
以下の写真のバスは、全部クスコに戻るバスです。
バスがドライブインに到着すると、バスを待ち構えていたドライブインのスタッフが雨が降っているにも関わらずバスを洗車し出しました。
ファインは無駄なような気もしましたが、彼らはチップのために頑張って綺麗にしてくれるのです。
写真を撮り忘れましたが、ここで売っていたバーベキューが大人気でした。
ファインだけでなく、バスに乗っていたお客のほとんどが購入していたのです。
串に肉が刺さって、焼いているだけなのでみんなが購入するから肉を焼くのも大変です。
ドライバーは、全員が食べ終わるまでバスを出発させません。
(ドライブインから袖の下を貰っているのだろうか?と添乗員の発想が頭を過りました💦)
全員食事が終わり、バスが出発すると「オリャンタイタンボ」で一時停車します。
ここで、満員だった乗客の4割程度が降車しました。
オリャイタイタンボからクスコまでは、2座席をゆったり使用できて楽ちんでした。
予定より数時間遅れましたが、夜遅くにクスコに到着です。
さぁ、いよいよマチュピチュ遺跡の次に楽しみにしていた観光が翌日に待っています。
この写真を観たら、行きたくなりませんか?
レインボーマウンテンです。
早朝4時出発なので、気合を入れて・・・・・・・寝ます♪
ここまで読んでいただきありがとうございました。
追伸
今回ご紹介した「マチュピチュ村とクスコへの帰路」はいかがでしたでしょうか?
クスコに到着したファインですが、急遽予定が変更になりました。
搭乗予定の飛行機が飛ばせなくなったとの情報が飛び込んできたのです。
言わずもがな、原因は「コロナ」です。
翌日の「レインボーマウンテン」の予定をキャンセルして、帰国へ向けて行動します。
リマからメキシコ経由、さらにロサンゼルス経由で日本に無事帰国出来ました。
想定外の空港泊を体験しましたが、ホルヘチャベス国際空港での寝心地は悪かったです。
ペルーではコロナ禍で大騒ぎしていたのに、成田空港はあっけないほど審査が簡単でした。
ファインが帰国した3月は、まだ公共交通機関にも乗れたので運が良かったかな。
世界は大変な状況になりましたが、一日も早く元の状況に戻ることを願っています。
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