ニイハオ、旅ブロガーのファインです。
今回からマカオ編に突入します。
そのマカオは4つの島から形成されていることをご存じでしょうか?
その4つの島々とは、マカオ半島、タイパ島、コロアネ島、コタイ島です。
またマカオは、1999年ポルトガルから中国へ返還され特別行政区となっています。
ということで、今回はポルトガルの影響を色濃く受けたマカオの行き方について語ります。
アクセス:Access
飛行機:Airplane
日本からの直行便は、成田国際空港と関西国際空港・福岡国際空港からマカオ航空が就航しています。
マカオ航空は運賃が安いので、ファインも利用したことあります。
クオリティーに期待しなければ、十分満足できる航空会社ではないでしょうか。
所要時間:約4時間~5時間
経由便は、台湾経由が一般的です。
日本からの直行便は、夜マカオに到着するので人気は高くありません。
台湾からの便は、昼間に到着するので比較的利用しやすい傾向です。
フェリー:Ferry
香港からマカオへ移動するときは高速フェリーで移動する方法が一般的でした。
<香港のフェリーターミナル>
▼中国客運埠頭:チャイナフェリーターミナル
便数が少ないので、利用価値は低いでしょう。
▼海天客運碼頭:スカイピア フェリーターミナル
香港国際空港に隣接しているので、市内から空港への移動時間がかかります。
香港・マカオフェリーターミナル: Hong Kong-Macau Ferry Terminal
香港市内から一番利用価値が高いのが「香港・マカオフェリーターミナル」です。
最寄り駅:MTR上環駅に隣接
香港・マカオフェリーターミナルがマカオ側にあると勘違いしている人が多いですね。
その原因は、名称が「香港」の部分を省略されていることが多いからです。
マカオフェリーターミナルは香港にある船乗り場なので間違いないようにご注意下さい。
<フェリー会社は2社>
・ターボジェット(TurboJET/噴射飛航)
・コタイ・ウォータージェット(Cotai Water Jet/金光飛航)
※両社は、到着するフェリーターミナルが異なります。
①ターボジェット社
運賃:エコノミークラス/171HK$
ファーストクラス/346HK$
※夜便は、70HK$ほど高くなります。
所要時間:約55分
運行間隔:15分に1便
マカオの「アウターハーバー・フェリーターミナル」に到着
船体カラーが赤で、なかなかカッコイイ♪
船内は、飛行機のような感じですが座席の上は従業員専用でお客の荷物は入れられません。
②コタイ・ウォータージェット社
運賃:エコノミークラス/171HK$
ファーストクラス/293HK$
※夜便は、50HK$ほど高くなります。
運行間隔:30分に1便
所要時間:約55分
マカオの「タイパ・フェリーターミナル」に到着
船体カラーが青でこちらは渋い感じ♪
<香港出国手続き>
フェリー乗船チケットを購入したら、イミグレーションがあります。
マカオは香港と同じく中国ですが、1国2制度の都市なのでパスポートが必要です。
①All Depatures(所有出境旅客)を目指します。
②日本人は、「訪問櫃枱Visitor Counter」に進み、機械にパスポートをかざします。
他の外国人は窓口に並びますが、間違って一緒について行かないように注意して下さい。
③機械がポスポートを認証したら、顔写真を撮られます。
運転免許センターの更新手続きのような感じで、流れ作業のように進みます。
④写真撮影後、チケットを係員に提示すると、チケットにオレンジのシールを貼られます。
このオレンジシールは、座席番号なので剝がさないでフェリーに乗船します。
フェリーは香港ディズニーランドがあるランタオ島沿いを最高時速83㎞で進みます。
⑤55分後マカオに到着すると入境大堂(Arrivals)方向へ「VISTORS」を目指しましょう。
⑥マカオのイミグレーションで入国手続きをして入国完了です。
アウターハーバーフェリーターミナル:Outer Harbour Ferry Terminal:外港客運碼頭
ガイドブックや案内看板は英語表記と漢字表記にポルトガル表記もあります。
ここでは、カタカナで「アウターハーバーフェリーターミナル」で統一します。
<市内移動方法>
ファインが訪れた当時は、タクシーの台数が少なかったので見つけるのが大変でした。
また、マカオは配車アプリが日本と同様に白タク扱いなので禁止されています。
マカオには、たくさんのホテルが無料シャトルバスを運行していますが、ファインが泊るゲストハウスにそんな贅沢なものはありません💦
アウターハーバーフェリーターミナルからは、英語は通じませんが路線バスが出ています。
<無料シャトルバス:Free Shuttle Bus>
「Hotel and Casino Shuttle」という案内看板通りに進みます。
英語表記は小さかったりするので「酒店及娯楽場所客運専車」の看板を探しましょう。
酒店=ホテル
娯楽場所=カジノ
客運専車=ホテルを利用する方の専用車両
この案内看板通り歩くと、地下道に誘導され道路1つ分の地下道を進むと地上へ出ます。
そこにたくさんのホテル宿泊者向けにシャトルバスが停まっています。
ちなみにホテルのシャトルバスに予約チェックをされずに、無料で乗れちゃいました。
冒頭で説明した4つの島の1つ「マカオ半島」のゲストハウスに宿泊予定のファインは、「Graund Lisboa」のシャトルバスに堂々と乗車してホテルに着いちゃったのです。
ホテルのトイレは綺麗なので、トイレを借りてから近くのゲストハウスに移動しました。
ホテルの方々、無料でバスに乗ったのにトイレまでお借りして「本当にごめんなさい」
あの時は、どの路線バスに乗車していいか分からなかったので・・・・お許しください。
<路線バス:Local bus>
言い訳に聞こえるかもしれませんが、これが使いにくいのです。
・香港のオクトパスカードが利用できません。
・マカオのマカオパスがフェリーターミナルで売っていません。
・運賃は6パタカですが、マカオ通貨を持っていません。
路線バスは、観光客が訪れるであろうマカオ半島、タイパ島へも多くの本数があります。
バスターミナルは、日本のバスロータリーみたいな感じでした。
各バス停には、数字と行先がきちんとあるので、間違える心配はないでしょう。
<乗車方法>
自分の乗車するバス停でバスを待ちます。
バス停でも、手をあげて乗車意思を示さないとスルーされてしまいます。
前乗りで、マカオパスをタッチして乗車します。(マカオパスについては次回説明)
現金でも乗車できますが、お釣りは出ません。
車内には英語のアナウンスが流れるので、ちょっと安心ですよね。
前方には漢字表記で案内も電光掲示板に表示されます。
知っている漢字と聞き取れた英単語をミックスすればなんとかなります。
降車するときは「STOP」ボタンがあるので押すだけです。
降車は後ろのドアから降りますが、停車時間が短いのでドア付近に移動しておきます。
以下の公式サイトを確認してから乗車すればファインのように降車場所を間違えなくて済みますよ。
ここまで読んでいただきありがとうございました。
追伸
ファインが、マカオに2回目に訪れたときのことです。
マカオ国際空港から帰国するとき行列が出来ていました。
その時、ファインは体調が悪く立っているのも辛い状況でした。
チェックインの時間まで、催し物のステージの上で横になっていたのを覚えています。
(もちろん、催し物はやっていない時間帯ですよ)
フラフラの辛い状況の中、中国人のおばさんがファインの前に突然割り込んできたのです。
普段は、心の中で「ふざけんなよっ」と思いつつも、列に並ばない中国人の割り込みには寛容です。
しかし、もう立っているのも我慢の限界だったので、割り込んできた中国人のおばさんに対してかなり厳しめに注意して、列から追い出しました。
海外で体調を崩すとなかなか辛いんですよ。
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