ニイハオ、旅ブロガーのファインです。
あなたは、九份と聞いたら何を思い浮かべますか?
多くの日本人が、宮崎アニメの「千と千尋の神隠し」と答えるでしょう。
台北からも多くのツアーが出ていますが、実は個人でも簡単に行けるんですよ。
ということで、今回は台北観光で日本人に人気の「九份」について語ります。
九份:Jiufen
台北郊外への観光スポットでは、間違いなく人気ナンバー1でしょう。
台北市街から、約30kmの山間部にある小さな村です。
レトロタウンと言う名称が、これほど似合う村は他にはありません。
山間部に位置するので、天気は変わりやすく折りたたみ傘は用意した方がいいでしょう。
ファインが訪れたときも、晴れと曇りと霧と雨を経験しました。
寒暖差が激しいので、出発時に暑くても羽織るものを1枚入れておくことをオススメします。
アクセス:Access
<電車>
台北鉄道:Taiwan Railway Administration
台北站 ⇒ 瑞芳站
所要時間:33分(普悠瑪号)、40分(自強号)、45分(莒光号)、50分(區間車)
運賃:普悠瑪号76元、自強号76元、莒光号 59元、區間車49元
※悠遊カードだと上記運賃から一割引き
瑞芳站の西出口に案内看板があり、正面の道を進むとバス停があります。
九份方面:「金瓜石」行き 「九份老街」下車
バス番号:「788」「827」「1026は台北からのバス」
所要時間:約14分
<タクシー>
いつもはタクシーをおススメしないファインですが、ここではオススメしちゃいます。
理由は、政府が定額運賃を決めているのでぼったくられる心配がないのです。
相乗りタクシードライバーもたくさんいるし、一人でもすぐに同乗者が見つかります。
政府が決めた定額運賃:200元(4人の相乗りだと50元)
<バス>
①MRT南北線「忠孝復興站」2番出口
「姜太太」の看板の前のバス停
バス番号:1062(車体の青いバス)
悠々カードも利用できます。
日本人は、下車時タッチを忘れる方が多いので、乗車時と下車時両方タッチしましょう。
「九份老街」で下車したら、坂道を少し下るとセブンイレブンがあります。
そのセブンイレブンの横の路地が「九份老街」の入口です。
運賃:85元
所要時間:約65分~85分
このバスのドライバーが日本では考えられないほど、自由な方でした。
お客さんがたくさん乗っているのに、途中でバスの給油を始めたのです。
日本では、お客さんが乗車している時に絶対見られない光景なので笑っちゃいました。
②台北站から「Y台北地下街:Taipei City Mall」は、おたくの聖地と呼ばれています。
アニメやフィギィアばかりの地下街から「北門站」まで歩きます。
北門站:Reimen Station 2番出口前のバス停から九份行のバスが出ています。
バス番号:965番(白い車体のバス)
運行間隔:20分に1本
所要時間:約65分
運賃:90元
※帰りは「1062」か「965」のバスで台北まで戻ることが出来ます。
九份老街を歩いていると、お土産屋のおばちゃんに声をかけられました。
ひとり旅していることを話すと「こわいくないの~」と言われたことが印象に残っています。
「台湾は親切で食べ物も美味しくて最高です」と答えると満面の笑顔で喜んでくれました。
ちなみに、九份は観光地化しているので、飲食店もお土産屋もやや高めの値段です。
ここで、買一送一という文字をよく目にします。
意味:1個買うと、もう1個サービス
九份の有名店
阿妹茶酒館
九份で一番有名なレストランで、なかなかお店に入ることができません。
ここが有名な理由は、景色が抜群にいいことです。
午後九份に来た観光客は、夜景を楽しむ方が多い傾向なので時間はあるのです。
しっかり並んで、時間をかけて景色と食事を楽しんで夜になるのを待つ人が多いです。
幸福堂:Xing Fu Tang
2018年にオープンした日本人が大好きな有名なタピオカ屋さんの九份店です。
過去記事で紹介した「マカオ」や「香港」にも進出しています。
今は台湾に行けないけど興味ある方は、実は日本の原宿にも出店しているのです。
たくさん種類がありますが、幸福堂の代名詞と言えばやはり「黒糖タピオカ」ですね。
営業時間:12:00〜20:30
インスタ映えスポット
「九份の階段」が一番のインスタ映えスポットで、なかなか写真が撮れなかったです。
台湾人のおばちゃんが、写真撮影にまごついている状況を見かねて「カメラを貸しなさい」
といって、撮ってくれました。
1枚で十分なファインにポーズを指示してきます。
「もういいよ」
「待っている人もたくさんいるし、そんなポーズ、ここでは恥ずかしいですよ」
と言っても聞き入れてくれません。笑
様々なポーズをさせられ、待っている人々の視線を感じつつ沢山撮影してもらいました。
ここまで読んでいただきありがとうございました。
追伸
いかがでしたでしょうか?
初めて九份老街を訪れた人は、少々匂いがきついと感じる方もいるでしょう。
この匂いは、「臭豆腐」と呼ばれる台湾を代表する食べ物の匂いなのです。
臭豆腐
台湾ではどこでも食べられますが、九份老街の狭い路地にも点在しているのです。
味は、お店により辛かったり、ニンニク臭かったり、醤油ベースの味だったりします。
見た目も触感も日本の厚揚げで、あなたも九份観光の思い出に挑戦してみては・・・?
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