【女性必見】インスタ映え間違えなしの「ピンクモスク」を徹底解説 #107

プトラモスク 通称「ピンクモスク」Malaysia
この記事は約11分で読めます。

スラマッ トゥンガハリ、旅ブロガーのファインです。

あなたは、クアラルンプール郊外にある「ピンクモスク」をご存じでしょうか?

最近、インスタ映えスポットとして女性を中心に人気が高まりつつあります。

「ピンクモスク」へは、ツアーに参加することなく簡単に行くことが出来ます。

クアラルンプールから25km離れた「プトタジャヤ」へはアクセスも簡単です。

人気の秘密は、外観だけでなく内部もピンクを基調としていることでしょう。

中に入らなければわかりませんが、ピンクとステンドグラスのコラボが見事なのです。

日本語のガイドはいませんが、日本語のパンフレットは用意されていました。

 

 

ということで、今回はクアラルンプール郊外にある「ピンクモスク」について語ります。

 

 

プトラジャヤ:Putrajaya

プトラジャヤ(Putrajaya)は、マレーシア政府新首都として開発中の連邦直轄領です。

クアラルンプールから25kmにあり人口8万人がほぼ政府機関で働く職員とその家族で占められています。

20年以上も前に、クアラルンプール過密化問題の解消として行政機構を移転させる計画がありました。

マレーシアでは、3番目の連邦直轄領です。

「PUTRA」=「Prince(王子)」や「Male child(男の子)」の意

「JAYA」=「Success(成功)」や「Victory(勝利)」の意

自然保護のもと設計された「未来型エコシティ」なので、プトラジャヤの約38%が公園や湿地帯、プトラジャヤ湖となっています。

連邦直轄領の「プトラジャヤ」連邦直轄領の「プトラジャヤ」

 

 

 

ピンクモスク:Putra Mosque

その「プトラジャヤ」の目玉と言えば、ピンク色の可愛いモスクです。

通称:ピンクモスク

正式名称:プトラモスク/Putra Mosque

1999年に完成した比較的新しいモスクです。

収容人数:約15,000人

※モスク=イスラム教の礼拝堂のこと

 

地理的に「クアラルンプール国際空港」と「クアラルンプール市内」の間にあります。

早朝クアラルンプール国際空港へ着いた方は、チェックイン前に観光することが出来ます。

「大きな荷物を持ってモスク観光?」

と思った方も多いでしょうが大丈夫です。

荷物は、モスク入口で無料で預かってもらえます。

また、「ピンクモスク」まで大きな荷物を持ち歩きたくない方もご安心ください。

最寄り駅「プラトジャヤ&サイバージャヤ(Putrajaya&Cyberjaya)駅」には

ロッカーがあります。

ロッカー料金:小10RM(約295円)、中20RM(590円)、大30RM(約886円)

~使用方法~

コインロッカー横にある自動販売機でトゥークンを購入します。

ちなみに、お釣りは出ないので小額紙幣を用意する必要がありRます。

利用時に荷物を入れて、トゥークンを使用するロッカーに投入して鍵を回すだけです。

駅構内にはロッカーが複数あるので、すべて埋まっているという事はないと思います。

<見学時間>

土曜日〜木曜日:9:00~12:30・14:00~16:00・17:30~18:00

金曜日    :15:00~16:00・17:30~18:00

世界中のモスクを訪れると、金曜日だけ入場時間が異なることに気がつきます。

それは、金曜日はイスラム教にとって特別な日とされているからです。

男性は金曜日の正午のお祈りは礼拝所に集まりお祈りすることが義務付けられています。

例え仕事中であってもデート中であっても、お祈りを優先するのです。

これが、観光客は金曜日だけ時間帯が異なる理由なのです。

ピンクモスクに限らず、モスク観光は金曜日を避けた方がいいかもしれませんね。

<ピンクモスクの見所>

イスラム教徒でない方でも、

綺麗きれい

だと声を出してしまうほどのモスクです。

外観だけでなく内観もピンクなので、つい写真を沢山撮りたくなる衝動しょうどうにかられます。

ステンドグラスが光に当たると、幻想的な風景を観ることが出来ます。

壁に描かれている「アラベスク模様」も観光客のため息を誘います。

※アラベスク模様=イスラム美術で用いられているモチーフや装飾模様のこと

アラベスク模様は、植物の葉、花の図案、幾何学図形などが多く、左右対称で構成されています。

モスクなので、勿論入場料は必要ありません。

<ローブレンタル>

ここでは、ローブが無料でレンタルできる「ローブコーナー」が正門入口にあります。

ローブを着て写真を撮ると、女性は2割増しにかわいく写りますよ。

男性も、短パンなどでは中に入れませんので遠慮せずにローブを借りましょう。

ローブもピンク色だったら良かったのですが、えんじ色というか早稲田カラーでした。

濃いピンク色と表現する人もいますが、ひいき目に見てもピンク色には見えません。

ローブの背中の肩の部分に「Putra Mosque」の文字が入っています。

<ピンクモスクの3つのエリア>

祈祷ホール

全面ピンクでおおわれていて、ピンクモスクのメインエリアです。

ドーム部分のアラベスク模様がインスタ映えするでしょう。

祈祷ホールは、土足現金なので靴を脱いで入ります。

あなたがイスラム教徒でなければ、見学は赤いテープの手前までしか進めません。

サーン(Sahn)

サーン=中庭

男性信者のお祈りしている姿を観ることが出来ます。

女性信者は2階でお祈りをしていますが、観ることが出来ませんでした。

③学習施設

ここはファインは見学していないので、割愛します。(スイマセン)

<東南アジア最大のミナレット>

高さ:116m

※ミナレット=イスラム教の宗教施設にある塔のこと

 

ミナレット内部の5つの層

・シャハーダ(信仰告白)
・サラート(礼拝)
・ザカート(喜捨)
・サウム(断食)
・ハッジ(巡礼)

 

ピンクモスクと東南アジア最大のミナレットピンクモスクと東南アジア最大のミナレット

<食事&トイレ>

ピンクモスクの横に「Selera Putra」というフードコートがあります。

マレーシアならではの、ローカルフードが楽しめます。

イスラム教では左手は不浄なものとされていることはご存じの方も多いでしょう。

食事を手で食べるときなどは必ず右手を使います。

我々観光客が、左手で食べているからといって注意されることはないかもしれませんが、イスラム教の豆知識として頭の片隅に入れておいたほうがいいかもしれません。

ピンクモスク内には、トイレがありません。

トイレに行きたくなった場合は、フードコートのトイレを利用しましょう。

 

アクセス:Access

<クアラルンプール国際空港からの移動方法>

空港からは「KLIA TRANSIT」で行くことが出来ます。

ピンクモスクの最寄り駅「プラトジャ&サイバージャヤ駅」までチケットを購入します。

「KLIA TRANSIT」は、空港から「プラトジャヤ&サイバージャヤ駅」まで3駅です。

チケットカウンター

チケットカウンターで、駅名を伝えるだけです。

運賃:9.4RM(約277円)

自動販売機

ちなみに自動販売機で購入するとチケットカウンターより10%安く買う事ができます!

※クレジットカードとデビットカードのみ(現金不可)

~乗車時の注意事項~

「KLIA EXPRESS」と「KLIA TRANSIT」の2種類の電車が走っています。

ただ「KLIA EXPRESS」は「プラトジャヤ&サイバージャヤ駅」には止まりません。

 

プラトジャヤ&サイバージャヤ駅からは、2種類の移動方法があります。

バス移動

プラトジャヤ&サイバージャヤ駅の階段を降りた目の前が、バスロータリーです。

バスロータリー奥にある「インフォメーション」で、チケットを購入できます。

10RM(約295円)~

内訳(カード代5RM・チャージ5RM)

バスの運賃は、片道1.5RM(約44円)なのでカードで往復分乗車可。

NadiPutraバス

バス番号:502・L15番

番号はフロントガラスに書いてあるのですぐにわかります。

プトラ広場(Dataran Putra)下車

所要時間:約45分

~バス移動のデメリット~

駅から出発するバスには時刻表がなく何時に出発するかわかりません。

バスは、節約型で時間に余裕がある方向けの移動方法です。

Grabタクシー

運賃:プトラ広場(Dataran Putra)まで6.8RM(約201円)

所要時間:約15分

運賃も大きな差はないので、時間節約型の方はGrabタクシーがお勧めです。

※プトラ広場=ピンクモスク前にある直径300mの円形広場

 

<クアラルンプール市内からの移動方法>

鉄道編

「KLセントラル駅」 ⇒  「プラトジャヤ&サイバージャヤ駅」

所要時間:約20分

運賃: 14RM(約413円)

バス編

「psar seni駅」

バス番号:500番

運賃:4RM(約118円)

※現金の場合お釣りは出ません。

 

 

 

ピンクモスク周辺のインスタ映えスポット

①プトラ・ペルダナ:Perdana Putra

ピンクモスクの隣に建っている薄い緑色のモスクのようなマレーシアの首相官邸です。

エメラルドグリーンのドームが特徴的なムガール様式のイスラム建築物となっています。

残念ながら、観光客は中には入ることができませんでした。

但し、「Putrajaya」のモニュメントがあるのでインスタ映えスポットになっています。

「プトラ・スクエア(プトラ広場)」という直径300mの円形広場が目の前にあります。
ファインは夜間訪れていませんが、ライトアップされとても幻想的な風景になるそうです。

ピンクモスクの隣に建つ首相官邸「プトラ・ペルダナ」ピンクモスクの隣に建つ首相官邸「プトラ・ペルダナ」

アクセス:Access

プトラジャヤ駅から市内バスで約15分

 

②スリ・ワワサン橋:Seri Wawasan Bridge

プトラジャヤ湖(Putrajaya Lake)に架かるマレーシアで最も美しい斜張橋しゃちょうきょうです。

斜張橋とは、ケーブルで張られた橋のことを言います。

扇形に張られた斜張橋は、片側2車線で歩いている人はほぼ見かけませんでした。

以下の写真で分かるでしょうか?

昼は白い橋が夜になるとプトラ・ペルダナと一緒にライトアップされます。

ここを車両で通る時に、ドライバーさんに

「写真を撮りた~い」

とお願いすればインスタ映えスポットで停車してくれるみたいです。

観光バスも数台停車していましたwww

この周辺の運転手は、観光客が喜ぶ行動を把握しているみたいですね♪

ファインは、船上から見上げて写真を撮りました。

マレーシアで最も美しい斜張橋/スリ・ワワサン橋マレーシアで最も美しい斜張橋/スリ・ワワサン橋

アクセス:Access

プトラジャヤ駅から約2.7㎞

 

③チュアンク ミザン ザイナル アビディン モスク:Tuanku Mizan Zainal Abidin Mosque 

ドームが鉄製の近代的な建物です。

以下で紹介するクルーズ船に乗ると迫力ある写真が撮れますよ。

ガイドブックには、あまり掲載されていませんが、中々オススメできます。

通称:シルバーモスク/Silver Mosque

70%が鉄で出来ているので、「アイアンモスク」とも言われています。

ピンクモスクから、Grabで約4分なのでセットで訪れてみてはいかがでしょうか?

ここで貸してくれるローブは紫色でお洒落です。

英語のガイドさんが常駐しています。

風が通る開放的な設計になっているのか、涼しくて昼寝をしている人もいるモスクです。

シルバーモスクシルバーモスク

アクセス:Access

プトラジャヤ駅から約4.5㎞

 

 

 

プトラジャヤ湖のクルーズ:Sightseeing Cruise

<プトラジャヤ湖を周遊するクルーズ船は2種類>

①観光クルーズ船

所要時間:約45分

運賃:50RM(約1,475円)

②小型ボート

所要時間:約25分

運賃:40RM(約1,183円)

 

運行時間:平日/11:00~18;30、土日祝日/10:00~19:00

ピンクモスクの横にある橋の下から出発します。

水面みなもとピンクモスクのコラボレーションは、インスタ映え間違いなしです。

プトラジャヤ湖の小型ボートプトラジャヤ湖の小型ボート

 

ファインは、小型ボート乗り場で地元の子供の頭を撫でている日本人を見かけました。

日本ではよく子供の頭を

「かわいい~」

と言って撫でる光景を目にします。

確かに、マレーシアの子供は可愛かったです。

しかし、マレーシアでは人の頭をなでることは失礼とされています。

トラブルになる可能性があるので子供を見かけても、頭を撫でることは避けましょう。

 

 

ここまで読んでいただきありがとうございました。

追伸

今回ご紹介した「ピンクモスク」はいかがでしょうか?

最後に紹介したクルーズ船ついてですが、平日は人数が集まらないと中止になります。

クルーズ船乗り場が少々わかりずらいので、チケットを購入時に必ず確認しましょう。

 

訪問時の天気が良ければ、クルーズ船に乗って写真を撮ることをお勧めします。

ちなみに、午前中は気候も涼しく、乗船料の割引があるのでお得ですよ。

ファインは夜に訪れていませんが、ライトアップされたモスクはとても綺麗らしいです。

Malaysia 海外旅行
シェアする
管理人

性別    :男性
居住地域  :千葉
<自己紹介>
飛行機が飛ばない状況でも、未知の国へ行く意欲がまったく衰えない旅ブロガーです。ひとり旅を好むが寂しがり屋という矛盾した性格をしています。都内の大学卒業後、旅行会社へ就職。転職後も旅行関連の資格を取得し観光業界へ従事。添乗員を目指している方、国家資格取得を目標にしている方の参考になるネタを投稿していく予定です。海外旅行では、失敗だらけだけど無事に帰国できればokという考えで旅を続けています。同じ旅好き、もしくは観光業界への就職を目指している方々の役に立ちたいという思いでブログをはじめました。旅行に関する情報をシェアしあなたと一緒に成長できれば嬉しく思います♪

ファインをフォローする
元添乗員のひとり旅

コメント

タイトルとURLをコピーしました