皆さんこんにちは、ファインです♪
今回は、タイの寝台列車へ乗車します。
タイの寝台列車を利用するのは初めてではありません。
但し、クルンテープ・アピワット中央駅から乗車するのは初めてなのでワクワクしています。
バンコクからスラタニ―まで、12時間57分の旅♪
終点は「ナコーンシータマラート」
目的のスラタニ―は、途中駅なので寝過ごして乗り過ごさないか心配💦
タイの寝台列車:Thai sleeper train
出発時間10分前に、ようやくホームへ移動することが出来ました。
一緒にエレベーターに乗っていた欧米人も「ふ~」と息が漏れていましたwww
10分しかないので、急いで先頭車両から動画撮影開始!
なぜ、こんな利用者にメリットがないルールにしたのか理解できない。
白いチケットを手に持ちながら写真撮影!
自分の座席はどこだ?
ご覧の通り寝台列車は、車両が沢山ありとても長い💦
先頭車両から後方車両までは、全く見えない💦
乗客が続々とホームに上がってくるが、係員の数が全然足りない💦
ファインは自分の車両を聞こうとしたが、駅員さんに質問する列が出来ている。
出発予定時刻:18時50分
割り込みをされて、中々駅員さんに質問できな~い!
視界の先にも他の駅員さんがいたので、そちらへ移動するも・・こっちも質問者の列が伸びている。
たったの10分で、これだけの乗客を捌き切るのは無理がある、
ファインの乗車する車両は「12」
ホームに上がってから、すでに7分は経過している。
もう、いつ出発してもおかしくないので、とりあえず乗っちゃおう!
車内を移動しながら、自分の席を探すことに決めました(乗り過ごしたくないので)
とりあえず乗車した車両は、座席のシート。
車両上部には扇風機が・・・・、
ここでは、ないことは確かだ!
海外の電車はアナウンスなしで、静かに出発することが多い!
日本の丁寧なアナウンスが特別なのかもしれない。
ファインが乗車した電車は旧型で、目的の車両は2等寝台!
おっ・・・お坊さんも乗車するのね💦
隣の2等座席車両は「銀河鉄道999」のような、雰囲気の車両だった(わかるかな?)
ファインと同じことを考えているだろう、とりあえず乗車する人がたくさん・・・・・
ということは、車内が人で溢れており、全然進めない💦
もう出発時間だ!(時間通りに出発しないことは海外では珍しいことではない)
そう考えると、「日本の電車って本当に優秀なんだ」と思う!
おっ、人が流れ始めた!
洗面所の前を通過して、寝台車両に・・・・もうすぐファインの車両かな?
寝台列車のトイレをチラッと、横目で見て駅でトイレに行っておいて良かった~ww
動画撮影のために一度訪れましたが、スラタニ―までトイレは利用しませんでした💦
寝台車両の荷物置き場
ファインは、スラタニ―で降車して、最終目的地のプーケットまでバス移動予定♪
正直、高速バスの方が料金的には安い!
バンコクからプーケットまで飛行機で1時間ちょっとなので、短期旅行者は飛行機移動がオススメ!
しかし、ファインは寝台列車を選択。(まあ、バンコクまでの帰りはバスで戻るんですけどね)
特に急ぐ旅でもないし、鉄道旅の風情やロマンを味わいたいから。
降車予定のスラタニ―は、ファイン以外にも多くの乗客が降車します。
プーケットは勿論、サムイ島、パンガン島、タオ島など、主要観光島の玄関口だから。
本当はスラタニ―で1泊したかったけど、プーケット泊を1日増やす決断をした!
これは、直感としか説明のしようがない💦
やっと、2等寝台車両に到着!
節約バックパッカーには、1等寝台は贅沢すぎる、
但し、下段だけは譲れないwww(料金的にも上段の方が安い)
上段だと、景色は見れないし、天井との圧迫感があるから、長時間は辛い💦
タイの寝台列車には、新型と旧型がある。
今回乗車している寝台列車は・・・旧型www
旧型には、コンセントや読書灯がないけど、新型にはあるらしい💦
2等寝台車両到着!
車両番号「12」に入ってきました。
ファインの座席は空いているだろうか?
チケットを購入しているのだから、日本人なら空いているのは当たり前と思うかもしれません。
しかし、海外の鉄道では、自分の指定席に誰かが座っていることはよくあること💦
悪い予感と言うのは的中するもの💦
欧米人3人組が、ファインの席に座っていた💦
女性二人男性一人の3人組は、すでに盛り上がっている💦
「あなたのチケットを確認してもらえませんか?」
すると、すぐに移動してくれた!
彼らは、間違ったわけではないな。
この席の乗客が来なければ、ここに座っちゃおう、という考えだったようだwww
ちなみに、ファインの隣の下段も3人組のひとりに座られていた。
アジア人らしき男性は、かなり不服のようww
表情から、アジア人男性が怒っているのは明らかだ♬
ファインとアジア人男性の隣に移動した欧米人3人組。
またまた、移動をするはめに・・・・・💦
彼らは、全員上段の席を購入していたみたい。
ベッドが設置されるまでは、一緒にトークを楽しむ予定だったのかな?
わちゃわちゃしている間に、ゆっくりと電車が動き出している。
出発予定から少し遅れたけど、まあ想定内の範囲。
賑やかな3人組ですが、悪い人たちではなさそうで安心した♪
しばらくすると、車掌さんがチケットの確認に来た!
軍服の様な服装で、2人組。
1人が切符を切り、1人が座席番号を確認している。
満席でなければ、違う席にいても注意されません。
19:20
人が誰もいない、暗い駅で停車?
時間調整だろうか?
列車が再び走り出したら、車内販売のおばちゃんが来ました。
乗客の姿が全然見当たらなかったので、彼女たちを乗せたのでしょうか?
売り子のおばちゃんはスーパーの籠に売り物の食料を入れ、キティーちゃんのシャツを着ていますw
別のおばちゃんが、また売りに来た!
売り子さんたちは、何人いるのだろう?
その売り子さんの後ろから、ベッドメイクをする女性が登場🎵
その時、座席に座っている乗客は立たされます。
通路には、立たされている乗客&売り子&ベッドメイキングの女性、で身動きが取れない💦
この時間帯は、売り子さんはちょっと控えた方がいいと思いましたww
ベッドメイキングは、かなりのスピードで仕上げていく!
プロだね~
ファインも席を立ち、ベッドメイキングを見つめていたらすぐに終了♪
162cmの男性が足を伸ばすと写真のような感じww
大柄の欧米人は窮屈そうに見えました。
ベッドメイキングが終わると、青いカーテンが付けられます。
このカーテンは重要!
だって、灯りがずっと消えないから眩しくて眠れないのです。
プライベートも保たれるし、いい感じ🎵
隣のアジア人男性は、青いカーテンが付けられると、すぐに閉めたww
ベッドメイキングが終わり、ハイテンションの欧米人たちは、大声で談笑中!
カーテンの奥では、アジア人男性が「うるさいな~」と思っていることが想像できるww
暇なので、車内散策に出かけたらベッドメイキングの女性に注意された!
車両と車両の間にある外ドアは、開いているので気をつけなさい!
本当だ💦
ドアが開いたまま走っている。
しかも、両サイドとも・・・・・ww
なんとも、東南アジアらしい🎵
過去に落ちた人はいるかもしれない。
小腹が空いたので、乗車前に購入した春節のお菓子を食べよう!
モチモチした完食に、ゴマが全体的についている。
日本の「くるみゆべし」みたいで美味しそうですが・・・・・・
ビニールが中々開かなくて、引っ張ったら全部通路に飛んでいきました💦
騒がしい3人組の女性が、拾うのを手伝ってくれた。
(迷惑かけてスイマセン💦)
さすがに、通路に落ちたお菓子は食べる気にはなりません。
洗面所にあるごみ箱に捨てちゃいます😢
洗面所で歯磨きをして、就寝準備!
まだ夜は早いのに、殆どの乗客がカーテンを閉めている。
通路が狭いせいか、ファインのようにウロウロする人はあまりいない。
自分のベッドに戻ると、長い間この電車が停車しているのがわかった。
時間調整だろうか?
その後、寝たり起きたりを繰り返していると、徐々に明るくなってきた!
そうなんです、あまり熟睡できなかったのです。
外の景色が見れないと、ストレスが溜まりそうで、下段を選んで良かった。
サワイ駅に停車!
タイ国鉄南本線の旅も終わりに近づいてきたようです!
ここからスラタニ―までは150㎞もありません。
もうすぐ到着なのに、強烈に睡魔が襲ってきた。
しかし、今眠りに落ちると危険!
熟睡できなかった影響が、ここで発揮されるとは。。。
ダメだ、
ベッドに横になっていたら、寝てしまう💦
この列車の最後尾まで、眠気覚ましに散歩に行くことに決めた!
その前に、トイレチェック!
あっ、便器の下は線路の景色が動いている。
そうなんです、旧型車両のトイレは線路にそのまま落としていくスタイルwww
シャワーの横には大きなトイレットペーパーがぶら下げてある。
最後尾は、鍵がかかっていないと言うか、左側のドアさえない状態ww
走行中の風を感じることが出来て気持ちがいい!
オーストラリアで見たような自然の景色を眺めていたらもうすぐスラタニ―駅
降りる準備に、戻りましょう。
到着予定時間: 7時47分より少し遅れて到着🎵
駅に到着する前に、寝具類を回収されました。
寝具類を回収するときにちゃんと起こしてくれるみたい。
寝不足の状態で頭がぼ~っとしている中、スラタニ―駅に降り立ちました。
欧米人3人組も降りましたが、アジア人男性は降りてこない。(どこまで行くのかな?)
スラタニ―駅
追伸
12時間57分の旅は、長いと思われましたが、経験してみるとあっという間でした。
お世話になったBNS1000型は、1967年に製造された日本の日立製!
記念に車両を撮影し、スラタニ―駅を出ます。
心残りがあると言えば、食堂車を見つけることが出来なかったこと。
タイの列車では飲酒が禁止されているから、食堂車は廃止したのでしょうか?
食事に関しては、「売り子がいれば、問題ない」と言う考えかもしれませんね。
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