ブエナス タルデス、旅ブロガーのファインです。
あなたはスペイン第4の都市は、ご存じでしょうか?
一位は勿論首都の「マドリード」です。
二位は、日本人に大人気の「バルセロナ」です。
三位は、ファインが今回のスペイン旅行で外してしまった「バレンシア」😢
そして、スペインで二番目に暑い街とも言われているのが今回の主役セビリアです。
ファインが訪れた冬の平均気温でも二桁あるので、観光しやすい気候ですね。
「セビージャ」「セビリア」「セビーリャ」色々と呼び名があります。
ここでは、日本人に一番馴染みやすい「セビリア」で統一します。
ということで、今回はスペインを代表する第4の都市「セビリア」について語ります。
グラナダからセビリアへの移動方法
主要な移動方法は2つあります。
①鉄道:Train
グラナダ駅 ⇒ アンテケラ駅
距離:約115km
(現在、工事中のためアンテケラ駅からバスに乗り換えが必要です)
アンテケラ駅 ⇒ セビリア・サンタフスタ駅
距離:約134㎞
本数:1日4本
所要時間:約3.5時間
運賃:30.15€(約3,878円)
②バス:Bus
ファインは、乗り換えが面倒だと感じたのでバスで移動しました。
まずは、グラナダ市内から「33番」の市バスでグラナダバスターミナルへ移動します。
運行時間:7時台~23:00台
運行間隔:約10分間隔
ALSA社のチケット窓口で
「セビリア」
「ウノ」
もしくは
「セビーリャ」
「ウノ」
と伝えます。
※ ウノ=1
<ALSAバス>
グラナダ ⇒ セビリア
本数:1日10本
所要時間:約3時間〜3時間半
運賃:10€〜22€(約1,286円~2,830円)※時期と時間により異なります。
3時間ちょっとでプラド・デ・サン セバスティアンバスターミナルに到着しました。
Prado De San Sebastiánバスターミナルからトラムを利用して市内へ移動します。
旧市街:Old Town
セビリアは、旧市街に見どころが集まっています。
ファインは、1度だけ記念にトラムに乗りましたが、徒歩だけでセビリアの旧市街を観光することも可能です。
セビリアのトラムとは、日本でいうところの「路面電車」にあたります。
距離は短いですが、観光名所があるエリアを走っており体力がない人には便利です。
4両編成の路面電車で、写真が撮りやすいゆっくりした速度で走ります。
ヌエバ広場
アクセス:Access
トラム(tram)の総距離は、たったの2.2㎞しかありません💦
しかも、駅数は5駅のみ💦
①サンベルナルド駅(San Bernardo)
②プラド・デ・サン・セバスティアン(Prado San Sebastián)
③プエルタ・デ・へレス(Puerta de Jerez)
④アルチボ・デ・インディアス(Archivo de Indias)
⑤ヌエバ広場(Plaza Nueva)
トラムの終点にあるのが、セビリアの中心にある「ヌエバ広場」です。
メインとなる観光スポットだけを巡るなら、1日あれば充分だと思います。
セビリアのトラム
最大速度:時速20km
最大乗車人数:260人
距離:2.2キロ
運行時間:6時台から23時台
運行間隔:5分~8分
<乗車方法>
1回券
トラム駅に券売機があるので1回券の切符を買って乗車します。
運賃:1.4€(約180円)
切符は、スーパーでもらうレシートのような紙切れです。
乗車時、チケットの確認はありません。
抜き打ちで、怪しい人限定で
「切符を拝見」
と言われることはあります。
無賃乗車の場合、高額の罰金を払うことになりますので、ご注意ください💦
TUSSAMカード
日本のSuicaのような交通系ICカードです。
チャージ式:1回0.69€(約89円)
1日券:5€(約643円)
3日券:10€(約1,286円)
※別途デポジット1.5€(約192円)
購入場所:キオスク
「RECARGUE AQUI」の文字が書いてあれば、そのお店で販売しています。
チャージ方法
最低金額:7€(約900円)
(初回は1.5€のデポジット)
~注意事項~
比較的治安のいいセビリアですが、我々観光客が注意しなければならないことがあります。
それが、トラム強盗です。
優しそうな観光客を見つけては、トラム乗り場で
「小銭をくれないか」
とお願いしてくる男性がいた要注意です。
小銭くらいいいか、と思って財布を出した瞬間に、財布ごと持っていかれます。
また、切符の買い方を親切に教えてくれる人にも警戒をしなければなりません。
切符購入後、
「切符の購入方法教えてあげただろ」
と言ってお金を請求してくる人がいるそうです。
日本人の多くは、
「面倒だだなぁ」
と思いチップ程度の1€だけ渡そうと財布を出します。
しかし、その財布を出した瞬間に財布ごと持って走って逃げるのが彼らの手口です。
対処方法としては、切符を買うときは、年配者や女性に助けてもらいましょう。
この方法は、ファインが宿泊したゲストハウスの方にで教えてもらった方法です。
アルカサル:Alcazar de Sevilla
街の中心部にあるスペイン王室の宮殿です。
グラナダでアルハンブラ宮殿を見学してきた人は寄らなくてもいいかもしれません。
なぜなら、アルハンブラ宮殿にかなり似ているので、
「おお~、」
とはならないからです。
1987年に世界文化遺産に登録されている「セビリアの大聖堂、アルカサル、インディアス古文書館」のうちのひとつです。
セビリアのアルカサル
営業時間:9時半~17時(10月から3月)
9時半~19時(4月から9月)
入場料:11.5€(約1,480円)
高いと思った方に朗報です。
セビリアへ立ち寄る曜日により、ほぼ無料で入れる裏技があるのです。
上記営業時間の閉館1時間前には、500人の人数制限があるものの入場料無料になるのです。
税金が1€かかるので、この記事では「ほぼ無料」という表現を使いました💦
無料で入りたい方は、以下のサイトから予約が必要です。
アクセス:Access
トラムで移動予定の方は、④アルチボ・デ・インディアス(Archivo de Indias)
が最寄り駅となります。
セビリア大聖堂:Catedral de Sevilla
世界三大カテドラルの一つに数えられており、世界で三番目に大きい大聖堂です。
ちなみに、世界三大カテドラルの他2つは、総本山であるサンピエトロ大聖堂(バチカン市国)と故ダイアナ妃が式を挙げたことで知られるセントポール大聖堂(イギリス)です。
セビリア大聖堂もレコンキスタの影響を受け、イスラムとキリストが混在しています。
見どころの一つに、コロンブスの墓があります。
インスタ映えスポットのヒラルダの塔は高さは95.5mです。
エジプトのアレクサンドリアの大灯台を模したと言われています。
このヒラルダの塔は、かつてはモスクの尖塔(ミナレット)でした。
ヒラルダの塔
入場料:11€(約1,416円)+管理費1€(約128円)
営業時間:月曜日11時から15時
火曜日11時から17時
日曜日15時から19時半
セビリア大聖堂も、月曜日の16時半から18時までは予約が必要ですが無料で入れます。
アクセス:Access
上記のアルカサルから徒歩1分です。
インディアス古文書館:Archivo General de Indias
元々はフェリペ2世の命で建てられた「商品取引所」でした。
アルカサルの隣にあり、コロンブスやマゼランの自筆文書などが保管されています。
「アルカサル」「セビリア大聖堂」と共に1987年世界文化遺産に登録されています。
スペイン帝国の貴重な資料があると聞きましたが、歴史的な知識がないとつまらないです。
入場料:無料
営業時間:月曜から土曜/9時半から16時45分
日曜日・祝日/10時から14時
インディアス古文書館
入口でセキュリティーチェックがあります。
観光につかれたら、近くの「トリウンフォ広場」で休憩しましょう。
木々に囲まれた落ち着きのある公園の中央に、マリア像が立っています。
上記2つの無料時間調整としての利用価値はあるかもしれません。
豊富な資料を観ても、知識のない観光客には???となる可能性が高いですねwww
アクセス:Access
上記のセビリア大聖堂から徒歩1分
スペイン広場:Plaza de España, Sevilla
Parque de María Luisa/マリア ルイサ公園内にある美しい広場です。
全長515mの運河で、観光客が舟を漕いでいます。
ファインは、上記の世界遺産よりもこちらのほうが全然楽しめましたwww
スペイン広場の運河
スペイン広場
映画「スターウォーズクローンの攻撃(エピソード2)」のロケ地となりました。
ファインは、一度見た映画なので、これが噂のロケ地巡りというやつですねwww
「惑星ナブー」の舞台になったと聞いて、帰国後にもう一度この映画を見ました。
アナキン スカイウォーカーとアミダラ王女が歩いた橋をファインも真似して歩きました。
スペイン広場②
この橋で、写真を撮る人が多いので映画を観ていない人でもすぐわかると思います。
一人旅のファインは、アメリカ人二人組と協力して写真をお互いに撮りあいました。
ファインが、セビリア観光で一番印象に残ったのがここスペイン広場でした。
スペイン広場③
日本の団体ツアー
日本の団体ツアーもスペイン広場に来ていました。
つい、添乗員に目が行ってしまうのは職業病でしょうか(-_-;)
アクセス:Access
最寄り駅:③プエルタ・デ・へレス(Puerta de Jerez)約1.0㎞ 徒歩12分
①サンベルナルド駅(San Bernardo) 約1.2㎞ 徒歩15分
セビリア大聖堂からの距離:約1.5㎞ 徒歩18分
サンタクルス地区:Barrio De Santa Cruz
かつてユダヤ人が暮らしていたエリアです。
迷路のような細い路地には白壁の家々が並んでいます。
はい、迷路のような・・・・・・ファインは方向音痴なので完全に迷いました。
迷って疲れるくらいなら、行かなくてもいいかなぁ、と思います。
アグア通りは「水の小路」とも呼ばれています。
ファインだけじゃなく、たくさんの観光客も迷い込んでいましたよ。
サンタクルス地区の細い路地
アクセス:Access
アルカサルからの距離:約400m 徒歩5分(迷わなければ)
黄金の塔:Torre del Oro
中心部の西側を流れるグアダルキビール川沿いに建つ12角形の塔です。
街の防衛のために建てられ、現在は「海洋博物館」となっています。
塔の上からはセビリアの街が一望できます。
黄金の塔
アクセス:Access
③プエルタ・デ・へレス(Puerta de Jerez)約300m 徒歩4分
クルーズ船:Cruise Ship
黄金の塔のすぐそばからグアダルキビール川をクルーズする船が発着しています。
運行間隔:1時間に2本
所要時間:約4.5時間
料金:15€(約1,931円)
セビリアのクルーズ船
マエストランサ闘牛場:Maestranza Bullring
グアダルキビール川沿いを歩いていると見えてきます。
格式の高い一級闘牛場です。
真っ白な外壁に、赤と黄色のアクセントのある円形の建物です。
アンダルシア地方は「闘牛発祥の地」で今後将来的に伝統文化が守られるかな?
ファインは、個人的にこの残酷な文化必要ない、と思っています。
最後には、みんなで牛を殺すのですから、目を覆いたくなる残酷ショーですよ。
マエストランサ闘牛場
セビリア闘牛場の方が、通じるかもしれません。
マエストランサ闘牛場②
アクセス:Access
上記の黄金の塔からの距離:約800m 徒歩10分
メトロポール・パラソル:Metropol Parasol
世界最大の木造建築の建物で、雲のようなキノコのような不思議な形をしています。
地上階にショップやレストラン、屋上には展望台があります。
建築工事中にローマ時代の遺跡が発見され、地下は考古学博物館となっています。
屋上からは美しいセビリアの街を一望することができます。
メトロポール・パラソル
アクセス:Access
マエストランサ闘牛場からの距離:約1.2㎞ 徒歩15分
ここまで読んでいただきありがとうございました。
追伸
今回ご紹介したスペイン第4の都市「セビリア観光」は、いかがでしたでしょうか?
ファインは2泊しかしなかったので、今回ご紹介した観光地しか訪れていません。
しかし、女性に人気ある「ラス・ドゥエーニャス宮殿」やセビリア大聖堂との共通券で入場できる「サルバドール教会」など、まだまだ見どころはたくさんあります。
セビリアは、駆け足で観光したことを少し後悔するほど、魅力的な都市でした。
翌日の夜には、川沿いにあるセビリアでもう一つのバスターミナル
「プラザ・デ・アルマス バスターミナル」からポルトガルのリスボンへ移動します。
プラザ・デ・アルマス バスターミナル
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