ブエナスタルデス、旅ブロガーの「ファイン」です。
あなたは「イスラ・ムヘーレス」をご存じでしょうか?
もし、知っていたらかなりの海外旅行通ですねwww
ファインもメキシコを訪れるまでは知りませんでした。
ただ日本では全くの無名の島ですが、カンクンではかなり有名な島なのです。
カンクンのプライベートビーチよりも「イスラ・ムヘーレス」は綺麗だという噂です。
全長8キロの細長い島で、マヤ時代には月の女神が祭られていたとも言われています。
ということで、今回はカンクンの対岸に浮かぶ小島「イスラ・ムヘーレス」について語ります。
イスラ・ムヘーレス島:Isla Mujeres Island
スペイン語を直訳すると「女の島」又は「女たちの島」という意味を持ちます。
旅人の間では、美女が多いことでも有名な島です。
どれだけ立派な島かと思えば、数時間で1周できるほどの小さな島です。
カンクンから日帰りで訪れる人が多く、ファインも日帰りで行ってきました。
アクセス:Access
<ロサスシエテのあるダウンタウンからの行き方>
船が出発する港:Puerto Juarez・プエルト・フアレス
距離:約3.5㎞
※記事ではダウンタウンと説明していますが、現地ではセントロと言う方が通じます。
①タクシー
運賃:45ペソ(約238円)
いつもは、タクシーをオススメしませんが、かなり安いので利用してもいいかも・・♪
②ローカルバス
運賃:11ペソ(約58円)
ADOバスターミナルからメイン道路方面へ歩くと、周辺に歩道橋があります。
その歩道橋の近辺に多くのローカルバスが停まります。
歩道橋近くで朝食を売っていた屋台のおじさんに
「プエルト・フアレス?」
と聞きました。
するとその屋台で朝食を買っていたお客さんが、バス停まで連れて行ってくれたのです。
やっ、やっ、優しい~♬
ローカルバスは、バス番号R1の「Puerto Juarez」とフロントに書いてあります。
<2つの船会社>
★「UrtraMar社」観光客用(乗船時間:約20分)
★「Magaña Express社」地元民用(乗船時間:約30分)
ファインは迷わず地元民用の「Magaña Express社」を探しました。
探している途中で
「Magaña Express社は、営業していないよ~」
と言われましたが、観光客用の高い方に乗せるつもりだと思い無視して歩きます。
しかし600mくらい歩くと、本当に「Magaña Express社」は営業していませんでした。
親切に正しい情報を教えてくれたオバさん、疑ってごめんなさい🙇
歩いてきた道をトボトボ600m戻り、観光客用の「UrtraMar社」でチケットを購入です。
運賃は高いけど、黄色の船体がなかなかカッコイイでしょ(以下写真)
運賃:片道160ペソ(約846円)
往復300ペソ(約1,587円)
運行時間:5:00〜23:30
運行間隔:30分に1本(20:30以降は60分に1本)
所要時間:約20分
<NAVEGATO社>
ファインは利用していないので、情報のみ載せておきますね♪
運賃:片道140 ぺソ(約741円)
往復265 ペソ(約1,402円)
所要時間:約30分
他にも、ホテルゾーンからの出発する港が以下の3ヶ所があります。
①Playa Tortugas
②El Embarcadero
③Playa Caracol
ファインは上記の港は利用していないので、ここでの説明は割愛させて頂きます。
島の移動手段
海風を感じながら、20分間の船旅はあっという間に到着してしまいます。
<ゴルフカート>
イスラ・ムヘーレス島に到着後、フェリーを降りると客引きが積極的に声をかけてきます。
ツアーに参加するつもりもなく、客引きのゴルフカートは高いと聞いているので無視です。
フェリーターミナル周辺には、たくさんゴルフカートのレンタル店があります。
フェリーターミナルから離れるにしたがって値段が安くなる傾向になります。
裏路地に入ると、さらに値段が安いお店もたくさんあるので借りる方はそちらの方がオススメですよ。
ファインが借りようとしたお店は、3時間で250ペソ(約647.5円)が最安値でした。
90分あればゴルフカートでイスラ・ムヘーレス島を一周出来ます。
ゴルフカート速度:MAX20〜30km/h
ウキウキしながらゴルフカートを借りようとしたら国際免許の提示を求められました。
その時国際免許を持っていなかったファインは、諦めて徒歩観光することにしました。
(後から知ったのですが、パスポートでもゴルフカートを借りることが出来たらしいです。)
イスラ・ムへ―レスは治安もいいし、ヒッチハイクはできるので問題ありません。
もしカートの運転に不安があり、ファインのように徒歩移動を選択しようとしているなら、笑顔でゴルフカートを運転している人に手を振ってみてください。
おそらく、定員いっぱいじゃなければ高確率で乗せてくれますよ。
暑そうに歩いているファインに対して、手を振っていなくても、欧米系の老夫婦に
「乗ってくかい」
と声をかけられてゴルフカートに乗せてもらえました。
イスラ・ムヘーレスを訪れる人々は、心に余裕があるのでしょうか?
殆どの人が、優しいです。
お金目当ての親切心ではなく、本当に優しかったのです。
イスラ・ムヘーレスの魅力
①Playa norte:プラヤ・ノルテ
イスラ・ムヘーレス島でNo1の呼び声が高いビーチです。
高速船ターミナルを出て、左にまっすぐ約10分ほど歩くと到着します。
この「プラヤ・ノルテ」の特徴は、世界一砂が細かいと言われていることです。
サラサラの砂浜を裸足で歩くと、感触が何とも言えずにとても気持ちがいいんですよ。
事前情報では混雑していると聞いていましたが、ファインが行った時は空いていました。
遠浅なので海の綺麗さを楽しむことができるでしょう。
アメリカやメキシコは屋外でお酒を飲む行為は禁じられています。
しかし、イスラ・ムヘーレス島は例外で、外でもお酒を飲んで大丈夫なのです。
プラヤ・ノルテには、ビーチチェアやベッド、ヤシのパラソルのレンタルもあります。
レンタル代:1日300ペソ(約777円)
ヤシの木の下が空いていれば、バスタオルなど置いてゴロゴロしても無料でOK。
パブリックビーチなので、人に迷惑をかけなければなんでもありですから!
ファインのように一人の場合、荷物番がいないと置き引きなどちょっと心配です。
周囲にはロッカーなど荷物を預ける所がないので、これがひとり旅の弱点ですね。
②ガラフォン海洋公園:Galaphon Marine Park
南の岬にあり、熱帯魚の保護海岸に指定されています。
水に潜るとカラフルな熱帯魚やサンゴ礁を見ることができますよ。
シュノーケリングのレンタルもあるので、泳げなくても綺麗な海を覗いてみましょう。
「カヤック」や「イルカと一緒に泳ぐ」等のマリンアクティビティが充実しています。
個人でもツアーでもどちらでも利用できます。
③プンタ・スール:Punta Sur
ガラフォン公園の近くにあるイスラ・ムヘーレス最南端の岬です。
「野生のイグアナ」がたくさんいるのでイグアナ岬とも呼ばれています。
「プンタ・スール」はイスラ・ムヘーレス島で最も標高が高い絶景スポットです。
メキシコ合衆国最東端なので、メキシコ国内で日の出を最初に見ることができます。
岬先端にあるマヤ文明の神「Ixchel(イクシェル)遺跡」は、「月の神」とも言われる神聖な場所です。
ここには遊歩道があるので、のんびり散歩することができます。
④イタルゴ通り:Italgo Street
イスラムヘーレス島のメインストリートです。
タコスが美味しいと行列ができる評判の店があります。
屋台なので店の名前はありませんでしたが、行列が途絶えることがなかったです。
ファインも一度並んだのですが、日差しが強くて断念して列から外れちゃいました。
もう少し頑張ればよかったと、今でも後悔しています。
このイタルゴ通りは、カンクンでは見たことのないようなお土産が揃っています。
「イタルゴ通り」は、夜の方がかなり盛り上がり賑やかになってくるそうです。
ファインは日帰りで訪れたので、夜の情報は宿泊した方からの間接的情報です。
<番外編>
実は、ここイスラ・ムへ―レス島でファインはスマホを落としてしまったのです。
海外でスマホを落としたら、ほぼ100%戻ってくることはありません
ファインは、スマホに頼り切って旅をしているので、メチャクチャ焦りました。
スマホを落としたであろう心当たりのある公園まで、30分位猛ダッシュ。
あんなに頑張って走ったのは、大学生以来です。
ここで奇跡が起きました。
20代くらいの欧米人2人組がファインのスマホを拾ってくれてたのです。
感謝、ありがとう、グラシアス、何度も何度もお礼を言ってお別れしました。
クレジットカードなど、重要なものはすべてスマホケースに入っていたので
彼女たちに食事位ご馳走すればよかったと後悔しています。
今回のイスラ・ムヘーレスでは、後悔と優しさに包まれた旅になりました。
ファインを助けてくれた皆さん、本当にありがとうございました。
ここまで読んでいただきありがとうございます。
追伸
今回ご紹介した「イスラ・ムヘーレス島」は、いかがでしたでしょうか?
ファインは、イスラ・ムヘーレスからカンクンへ戻った時に日本人に出会いました。
ユカタン半島の情報に詳しい30代くらいの女性で、これからユカタン半島の旅を続けるファインに貴重な情報をたくさん教えて頂きました。
今回は、たくさんの人々に助けてもらってばかりの一日でした。
バス乗り場を教えてくれた地元のジェントルマン、
フェリー情報を押してくれた親切なおばさん、
ゴルフカートに乗せてくれた老夫婦、
スマホを拾ってくれた欧米系の女性2人組、
ユカタン半島の詳細情報を教えてくれた日本人女性、
これだけ多くの人に助けてもらえると、いつか自分も困っている人がいたら助けたいなと、助ける側になりたいな、と素直に思える体験談でした。
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