ボンヂア、旅ブロガーのファインです。
今回は、「マナウス」から約4時間かけて「リオデジャネイロ」へ移動します。
南米に行ったことがない人も、一度は名前くらい聞いたことがあるでしょう。
ブラジルまで来たら、やはり「リオデジャネイロ」は外せませんよね。
ブラジル国内では、サンパウロに次ぐ第2の都市として知られています。
世界的にも南米発のオリンピック開催都市として有名になりました。
気候的には、年間を通じて気温差があまりないので過ごしやすい地域です。
兵庫県民はご存じの方も多いと思いますが、神戸市と姉妹都市提携をしています。
ということで、今回は「一月の川」と言う意味を持つリオデジャネイロについて語ります。
リオデジャネイロ国際空港:Aeroporto Internacional do Rio de Janeiro
リオデジャネイロは年間282万人の観光客が訪れ、ブラジルを代表する観光都市です。
そのリオデジャネイロの玄関口が「リオデジャネイロ国際空港」です。
旧名:ガレオン国際空港
正式名称:アントニオ・カルロス・ジョビン国際空港
1999年ボサノバの父と呼ばれリオ出身作曲家の名前にちなんで、現名称に変更されました。
複数の名称がありますが、ここでは「リオデジャネイロ国際空港」で統一します。
元々はブラジル海軍の基地に隣接して建設が始まったこともあり、現在でも台北松山空港と同じく軍民共用の空港となっています。
リオデジャネイロ国際空港から市内移動方法
リオデジャネイロ国際空港から市内中心部までの距離:約17km
市内までの移動方法は5つあります。
①タクシー(Aerocoop、Aerotaxi、Cooperado、Rio Taxi Airport Service等)
②配車アプリ(Uber、99、Cabify)
③空港バス(フレスコン)
④エアポートシャトル(シャトル・リオ)
⑤空港専用ハイヤー(Transcoopass社、Cootramo社)
①タクシー:Taxi
黄色い車に青い線がリオデジャネイロの一般的なタクシーですが、リオデジャネイロ国際空港には定額制の青いタクシーが多く停車しています。
空港カウンターに、料金表があるのでぼったくりの可能性は高くはありません。
空港到着ロビーを出たら、黄色い服を着たスタッフがカウンター周辺に立っています。
あなたの行き先を黄色い服を着たスタッフ伝えると乗り場まで案内してくれます。
運賃:コパカバーナまで80R$(約1,630円)
※荷物が大きい場合、追加料金が必要となります。
所要時間:約40分
②配車アプリ
Uber:ウーバー
荷物が大きい時の移動方法は、個人的にはウーバーをオススメします。
但し、タクシードライバーが待機しているところでUberを待つのは避けましょう。
<理由>
お客を奪われたタクシー運転手に、Uber運転手が暴行される可能性があるからです。
実際に、そのような事件が多発しているのでウーバー運転手も命がけなのです。
運賃:コパカバーナビーチまで約53R$(約1,080円)
99:ノーヴェンタノーヴィ
ブラジル発の配車アプリで、上記で紹介したUberよりも運賃は安い傾向にあります。
ファインは利用していませんが、運転手とお客がなかなか会えないトラブルが多いようです。
運賃:コパカバーナビーチまで約45R$(約917円)
Cabify:キャビフィ
配車アプリで、キャビフィの存在はブラジルにあることだけは知っていました。
しかし、ファインが利用したUberよりも運賃が高いので一度も使っていません。
観光客だけでなく、地元の人もあまり使っていない様子です。
運賃:コパカバーナビーチまで約60R$(約1,242円)
③空港バス:フレスコンFrescão
ファインは、エアコン付きのフレスコンと呼ばれている空港バスで市内移動しました。
リオデジャネイロ国際空港の到着ロビーを出たら、まずは右へ歩きます。
フレスコンのバス停には、行先ごとに番号が振られています。
2018番:「コパカバーナビーチ」や「イパネマビーチ」方面
2145番:「セントロ」や「サントス・ドゥモン空港」方面
コパカバーナビーチまでの所要時間:74分
運賃:16R$(約326円)
運行時間:5時台~23時台
※運賃はクレジットカードが使えませんでした。
荷物をトランクに入れる時に、宿の住所をドライバーに見せておきましょう。
きちんとしたバス停ではなく、宿の近くの海岸でドライバーさんから
「ここで降りるんだよ~」
と教えてくれました。
客層もほぼ観光客ばかりで、バスも綺麗だから女性でも安心して利用できると思います。
④Shuttle Rio:エアポートシャトル
リオデジャネイロ国際空港とビーチエリアのホテルを結ぶバスです。
事前予約が必要なので、ファイン的には少し使いにくい部類に入ります。
指定ホテルまで送ってもらえるので、安全&便利ですがポルトガル語が必須です。
運賃:25R$(約509円)
所要時間:利用者からの情報だと、空港バスよりも移動時間が早いと聞きました。
「シャトル・リオ」Tel ❨021❩2524-7730
⑤空港専用ハイヤー
節約バックパッカーにはあまり縁がないですが、情報だけ載せておきます(^^♪
・Transcoopass社
・Cootramo社
リオデジャネイロ国際空港ロビーにある空港カウンターでチケットを買います。
運賃:両社とも130R$(約2,648円)
所要時間:約30分
Rodoviaria Novo Rio:長距離バスターミナル
ファインは、ここから長距離バスを利用してサンパウロに移動しました。
長距離バスターミナルには「VLT」が隣接しています。
※VLT=リオ・デ・ジャネイロの新型路面電車
運行時間:6時台から24時台
運賃:3.8R$(約77円)
乗車には「Rio Card」が必要です。
※Rio Cardとは、電子カードのことでSuicaやPASMOと同じイメージです。購入方法に関しては、以下のMetroのチケット購入方法で説明しています。
カード発行料:3R$(約61円)
合計:6.8R$(約139円)
長距離バスターミナル付近は治安が悪く、ショットガンを持った警察官がたくさんいます。
Metro:地下鉄
リオデジャネイロの地下鉄は、観光に便利なのでファインは毎日利用していました。
稼働している路線は、1号線、2号線、4号線のみで51の駅があります。
現在、3号線、5号線、6号線、は計画中です。
運行時間
月~土曜日/5:00~深夜まで
日曜・祝日/7:00~23:00
※カーニバル期間中は24時間運行
運賃:一律4.3R$(約88円)
リオデジャネイロの地下鉄で24時間運行と言われても、深夜は不安ですよね?
でも、ファインが利用した感想としては、地下鉄では危険をあまり感じませんでした。
この写真を撮影した時間が深夜の3時ころで、駅の外は人が誰もいない時間帯です。
メトロ車内での犯罪は、2012年以降起こっていないらしいですよ。(駅出口では発生しています)
電車内は、携帯を利用している人も多くメキシコのメトロより緩い雰囲気です。
屋外で携帯の扱いが厳重なブラジル人が、地下鉄メトロに乗るとスマホを使い始めます。
この状況から推測して、地下鉄メトロ車内では安全であると言えるのではないでしょうか。
利用方法は、日本とほとんど変わらないので簡単です。
ポルトガル語と英語の車内アナウンスがあるのが、ファイン的には嬉しい誤算でした。
~~~チケット購入方法~~~
地下鉄メトロでは「METRÕ RIO」と「RIO CARD」の電子カードがチケットとして使えます。
日本で例えるなら、「PASMO」や「SUICA」のようなものでしょう。
METRÕ RIO:メトロのみに使えるカードです。
RIO CARD:メトロ・バス・フェリー・電車に使えます。
但し「RIO CARD」は、全ての地下鉄駅で買えるわけではありません。
「METRÕ RIO」の購入方法
チケット購入方法は、駅窓口もしくは自動券売機で購入出来ます。
窓口スタッフは英語が話せないので、数字のみポルトガル語で伝えれば大丈夫です。
券売機で購入する場合は機械の上に「M」のマークがあるものが「METRÕ RIO」用です。
「M」マークがないのは、「RIO CARD」なので間違えないように注意しましょう。
チケットの種類:Ticket Type
シングルチケット:1回のみ
複数乗車できるチケット:チャージ方式
複数乗車できるチケットは、最低5R$(約102円)から購入できます。
チャージは5、10、20、50、100R$から可能です。
現金とクレジットカードが及びデビットカードが使えます。
自動券売機:Vending Machine
自動券売機では、まず最初に「赤」か「緑」かを選択しましょう。
赤:COMPRA CARTÃO UNIT ÁRIO=シングルチケット
緑:COMPRA CARTÃO PRÉ-PAGO=何度も乗れるチケット
支払い方法:Payment Method
以下の3つのなかから選択します。
Dinheiro = 現金
Crédito = クレジット
Débito = デビット
領収書の有無
どちらかを選択するのですが、クレジットカードで購入した場合、万一の為にSIMを押して、クレジットカード請求金額が確定するまでは取っておくことをオススメします。
領収書が必要な場合:SIM=YES
領収書が不要な場合:NÃO=NO
<乗車方法:How to get on>
ファインはMETRÕ RIOを購入したので、METRÕ RIO用ゲートから入場します。
改札でカードをかざしてから、1人づつゲートを押して構内に入ります。
初めての利用で不安な方は、前の人の動きを見ていればわかると思いますよ。
シングルチケットの利用方法
カードを手前にドロップインします。
もし失敗しても、カードを指さして、(方法を教えてと雰囲気を出せば)
後ろの人に笑顔を見せればほとんどのブラジル人は優しく教えてくれます。
ブラジルは親日国だし、笑顔は世界共通ですからファインは積極的に使いましたwww
無事にゲートを通過出来たら、行き先を確認してホームに降ります。
ファインは、メモに行きたい駅名を書いてホームにいる人にそのメモを見せていました。
ポルトガル語が通じなくてもメモとペンを利用した筆談でなんとかなりますから。
ホームに入ってきた電車の行き先も再度確認してから乗車します。
もし、人に聞けなくて間違っても乗り換えればいいだけのことなので心配無用です。
停車駅を英語でもアナウンスしてくれるので、降り損ねることはありません。
<降車方法:How to get off>
駅を出る際はゲートを押すだけで、不安な方は先頭を歩かなければいいだけです。
前の人の動きを見ているだけで、日本と変わらないので理解できるでしょう。
ちなみに、リオデジャネイロのメトロ駅は東京と同じく出口が複数あります。
時間帯によっては、閉まっている出口もあるので人の流れについて行きましょう。
メトロを利用すれば、リオデジャネイロの多くの場所へ安く移動できます。
ここまで読んでいただきありがとうございました。
追伸
今回ご紹介したリオデジャネイロの移動方法はいかがでしたでしょうか?
リオデジャネイロの安全面と経済面を考慮しても、メトロ移動はオススメします。
夜の危険な時間帯さえ避ければ、大袈裟に怖がる必要はないと思いました。
せっかく地球の裏側まで来たのですから、積極的に行動しないと勿体ないですwww
ちなみに、この記事の写真はカーニバルに出場予定のダンサーです。
メトロを利用して、コパカバーナビーチ隣のイパネマビーチへ行った時に、リオデジャネイロのカーニバルで踊るダンス練習をしていたので、一枚撮らさせて頂きました。
コパカバーナビーチは観光客が多く、イパネマビーチは地元色が強いビーチです。
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