ブエナスタルデス、旅ブロガーの「ファイン」です。
あなたは、「カンクン」って聞いたことありますか?
ハネムーンなどで、人気のユカタン半島にあるリゾート地です。
ちなみに、マヤ語で カン=蛇 クン=巣
つまり、「蛇の巣」という意味を持っています。
ユカタン半島は、とても治安がいいので、女性の1人旅でも不安を感じることはありません。
ちなみに、物価はメキシコシティーよりも若干高い傾向にありますが・・・・・・。
ということで、今回はメキシコの高級リゾート「カンクン」について語ります。
ユカタン半島:Yucatan Peninsula
メキシコ、グアテマラ、ベリーズにまたがり、メキシコ湾とカリブ海との間にある半島です。
元々はキューバと陸続きだったのですが、海没して現在のようにユカタン海峡で離れました。
それほど、地理的にはキューバに近い場所なんです。
ユカタン半島を訪れる旅人は、次にキューバに移動する人が多い傾向にあります。
カンクンの空の玄関口は、「カンクン国際空港」です。
メキシコ合衆国内では、首都メキシコシティに次ぐ2番目の規模を誇ります。
カンクン国際空港に到着したらホテルゾーンとダウンタウンの2ヶ所に分かれます。
①ホテルゾーン
カンクンの綺麗なビーチは、約25キロの間に100件以上の高級ホテルが立ち並びます。
欧米からの旅行者に加え、新婚旅行でも人気のエリアです。
カンクンは、治安がいいので夜も女性一人でも出歩くことが出来ますよ。
ホテルゾーンのナイトライフで有名なのが、「ナイトクラブ・ココボンゴ」です!
ファインも、日本ではナイトクラブなど殆ど行ったことはありません。
そんな人間でも楽しめるのが、本格的なショーを開催しているココボンゴなのです♪
但し、様々なショーが開催される時間帯が、23時から翌日の2時頃まで・・・・。
翌日、早朝からの予定がなければ一度足を踏み入れてみてはいかがでしょうか?
営業時間:22:30~3:30
入場料:70USドル~90USドル(平日や週末、季節ににより変動します)
※カンクンのナイトクラブはココボンゴ以外でも殆ど飲み放題ですが、若い女性がグラスに飲み物を注いでくれるサービスは有料なのでくれぐれもご注意くださいwww
②ダウンタウン
地元の人々が暮らす、本当のカンクンの姿がここにあります。
ファインも含めバックパッカーの多くは、ダウンタウンへ流れます。
節約旅行の一人旅は、ダウンタウンで十分です。
高級リゾート地のイメージは、ホテルゾーンのことを指します。
ダウンタウンエリアでは、コンビニで売られている水(600ml)は約40円程度です。
コーラでさえ、ジュースも約70円で購入することができます。
ちなみに、日本人にお馴染みのセブンイレブンやファミリーマートなどのコンビニはあまり見かけません。
ダウンタウンでは、「OXOX:オクソ」と呼ばれているコンビニばかりです。
アクセス:Access
<カンクン国際空港からホテルゾーンへの移動方法>
ホテルゾーンは200~300ものホテルが犇めき合っているエリアです。
ホテルゾーンへ行かれる方の多くが、ホテルの送迎を利用します。
もしくは、タクシーで20分~30分かけて移動する方が殆どです。
一応、空港バスADOもありますが、所要時間は50分もかかります。
<カンクン国際空港からダウンタウンへ移動方法>
距離:約15km
所要時間:約25分
ぼったくりで有名だったカンクンのタクシーは、現在は前払い制となっています。
運賃相場:約450ペソ(繁忙期は更に高い)
※乗り合いタクシーは、約10USドルなので安価ですが予約は必要です。
ADOバス:ローカルバス
カンクンに来たら、必ずお世話になるであろうADOバス。(アデオと読みます)
所要時間:約30分
運賃:79ペソ(1メキシコペソ=5.2円)
運行時間:8時台~24時台
運行間隔:30分に1本
空港で荷物を受け取ったら、到着ロビー出口にすぐADOのカウンターがあります。
バスチケット購入は、現金とクレジットカードが利用できます。
乗車場所の案内表示も「ADO」「Autobus(バス)」と書いてあるので簡単です。
案内表示を見なくても、バッグパックを担いでいる人の流れについていけば大丈夫。
乗車定員が35名とやや少なめなので、次のバスが来るまで待つのが嫌な人は、荷物を受け取ったらすぐチケット購入して並びましょう。
ADOバスターミナルは、ダウンタウンの中心部にあります。
勿論ファインはADOバスで移動しましたが、とても安くて快適でしたよ。
ロサスシエテ:Rosas 7
以前から日本人宿として有名な2大宿泊施設「カサ吉田」と「ロサスシエテ」。
日本人宿の「ロサス・シエテ」はダウンタウンバスターミナルから徒歩8分の所にあります。
現在、「カサ吉田」はホームページがなくなっています。
実は、経営方針を宿泊施設からアパート経営にシフトチェンジしたらしいです。
ファインは、最初「カサ吉田」に泊まろうと予約していました。
しかし、「カサ吉田」から宿泊業を辞める内容のメールが予定日1週間前に届いたのです。
日本人宿希望の方は、カンクンでは2020年以降「ロサスシエテ」一択になります。
「ロサスシエテ」は、宿泊料の支払いにぺキシコペソも米ドルも使用可能です。
ユカタン半島からキューバ移動する人は、ロサスシエテで荷物を預かってもらえます。
バックパッカーは、キューバ渡航前にドローンを預ける人が多いらしいです。
なぜなら、社会主義国キューバではドローンは持ち込み禁止で没収されてしまうから。
アクセス:Access
ADOバスターミナルから徒歩6分
ボヘミオ公園:Bohemio Park
「ロサスシエテ」から徒歩5分のところにある市民の憩いの場である公園です。
ファインは、滞在中毎日通いました。
公園の隣には「「OXOX:オクソ」もあるので、何かと便利でしたよ。
公園内に屋台がたくさん並んでおり、公園にあるイスとテーブルで食事をするスタイルです。
上記写真のような丸いテーブルが公園内にたくさんあります。
その丸いテーブルの前に野球場の売店みたいな店がずらりと並んでいる感じです。
その他に公園内にはなんちゃって遊園地もあり、海外のローカル感を味わえます。
デパートの屋上みたいな遊園地を想像してもらえたらわかりやすいでしょう。
公園内のお店のメニューは写真付きだから、スペイン語ができなくても大丈夫です。
指さし注文で問題ありません。
<注意事項>
注文して、食事が提供されてお金を渡しても、意思表示しないとお釣りはくれません。
「お釣りを欲しい」
と意思表示をしっかりしましょう♪
日本人は、なかなか意思表示が出来ない国民性だと彼らもご存じのようです。
テーブルに着席すると、こちらが注文するまでは、ちらちらと様子を伺って見てきます。
注文後、お金を渡すと(お釣りを返したくないのか)視線を合わせようとしません。
チップは気持ちですが、お釣りはきちんと意思表示をして受け取りましょう。
食事は大体ドリンク付きなのですが、薄~いジュースで美味しくないです。
公園の隣にある「OXOX:オクソ」でドリンクを購入してから食事をすることをオススメします。
「公園内の食事」の写真のオレンジジュースが見えるでしょうか。
日本で売られているオレンジジュースを水でかなり薄めた感じで、本当に不味いです。
毎日、違う種類の違う店で試したけど、どの店のドリンクも薄くて不味い。
ちなみに、この公園にトイレはありますが有料です。
トイレは、宿で済ましましょう。
もしトイレが近い人は小銭の用意を忘れずにね。
メルカド28:Mercado 28
カンクンの市場と言えば「メルカド28」です。
市場には、織物や刺繍などのいかにもメキシコの民芸品、民族衣装が並べてあります。
日本の女子が喜びそうなシルバー製品、陶器、洋服などもたくさん並べられています。
民芸品はひとつひとつ手作りの物がほとんどで、1点ものが多いのが特徴です。
手作りなのでひとつひとつ時間がかかって作っています。
その工程を聞うちゃうと、買ってあげたくなるのが日本人ならではですよね。
日本人を見かけると、「安い!」と「こんにちは!」を連呼してきます。
メキシコ人は親日なので、優しい人が多いですよwww
アクセス:Access
ロサス・シエテからの距離:約1km
所要時間:徒歩12分
気候:climate
カンクン全体の季節は日本のような四季はありません。
雨季と乾季に分かれています。
カンクンの雨期は、5月から10月です。
雨期と言っても日本の梅雨のようにジメジメと雨が降ることはありません。
スコールのように、ばぁーっと降ってすぐに雨は上がります。
雨期でも、3日に1階程度しか雨は降りません。
雨期のピークである9月でさえ、日照時間は9時間と長いのです。
乾季は11月から4月です。
欧米人のバカンス時期と重なるけど、多くの欧米人はプラヤデルカルメンへ移動します。
年間の平均気温は27度で過ごしやすく、1月でも平均最高気温が27.9度です。
最も暑い8月でも33.6度と、一年中過ごしやすい気候も人気の秘密ですね。
治安:Public Order
ADOバスターミナルから「ロサス・シエテ」へ行くとき、小さな薄暗い公園を通ります。
又は、「ロサス・シエテ」からボへミオ公園へ行くときも同じ公園を通り抜けます。
カンクンは治安がいいエリアなのです。
但し、その公園では、過去にお金を要求される事件が発生しています。
いくら治安が良くても、女性の夜の一人歩きの際には十分注意しましょう。
少し遠回りになりますが、大通りからも「ロサス・シエテ」に行くことが出来ます。
大通りから「ボヘミオ公園」にも行けるので、不安な方は大通りを通りましょう。
道がわからなければ、宿の方が教えてくれますし、宿泊者も教えてくれます。
カンクングルメ
①アラチェラ:Arrachera
メキシコビーフを使った名物料理❕
簡単に説明するとハラミですね。
ライム果汁でマリネにしてから焼きます。
宿は、ダウンタウンの安宿に泊まり、食事にお金をかける人もいます。
カンクンは海に面しているエリアなので、やはりシーフードは欠かせません。
特にエビ料理が美味しかった印象が強く残っています。
料理の名前は忘れましたが、エビに色々な具材を絡めただけの料理です。
新鮮で、ぷりぷりしていて、美味しいですよ。
ここまで読んでいただきありがとうございました。
追伸
今回ご紹介した「カンクン」はいかがでしたでしょうか?
ファインは、ダウンタウンに宿泊しましたがホテルゾーンに泊まる日本人も多く見られます。
ちなみに、カンクンのホテルゾーンは、オールインクルーシブが多い傾向です。
オールインクルーシブとは、食事やドリンク代に加えて施設利用料金も宿泊費用にすべて組み込まれた形式のことを指します。
好きな時に寝て、好きな時に食べて、好きな時に泳げる、新婚旅行にピッタリです。
ぼったくられる心配もないので、海外旅行に慣れていない日本人向きかもしれません。
ロサス・シエテでは、ダイビングに来た人、キューバに行く前に立ち寄った人、
セノーテに行くために立ち寄った人、色々な旅人に出会うことが出来ます。
但し、「ロサス・シエテ」に泊まる人で猫嫌いな人は厳しいかもしれません。
たくさんの猫がいて、宿でくつろいでいると足元にすり寄ってきます。
最初、わからないとビックリするかも知れませんねwww
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