皆さんニイハオ、旅ブロガーのファインです。
あなたは、香港のムービースターと言えば誰を思い浮かべますか?
日本人の多くは「ジャッキー・チェン」と答えるかもしれません。
しかし、香港ではほとんどの方が「ブルース・リー」と答えます。
若い方は、あまり知らないでしょうか?
ということで、今回は香港の2大スター「ブルース・リー」と「ジャッキー・チェン」について語ります。
ブルース・リー:Bruce Lee
彼の本名は、李小龍ですが、ここではなじみ深いブルース・リーで統一します。
ブルース・リーには、他にもたくさんの名前がありました。
李源鑫(族名)
李元鑒(学名)
李鑫(芸名)
李敏(芸名)
新李海泉(芸名)
小李海泉(芸名)
李龍(芸名)
細鳳(幼名)
また、ブルース・リーの身長に関して複数発表されておりどれが正しいか不明です。
書籍 『ブルース・リー大百科』:171cm
映画『死亡遊戯』:164cm
共演俳優の証言:166cm以下
ブルース・リーの妻の証言:170cm
映画「実録ブルース・リー/ドラゴンと呼ばれた男」:171cm
書籍「伝説のブルース・リー」:175cm
身長だけでなく、彼の死亡原因についても複数発表されています。
公式な死因は「脳浮腫(のうふしゅ)」とされています。
但し、ブルース・リーに関する複数の死因が紛糾し1973年9月に裁判になったほどです。
その裁判の結果、正式な判決は死因不明でした。
ブルース・リーのこういう謎が多きところが、人気に拍車をかけているのでしょう。
香港のブルース・リー像
ブルース・リーの銅像は、九龍半島九龍地区「チムサーチョイ」という街にあります。
チムサーチョイ(尖沙咀)は、前回紹介した重慶大厦がある繁華街エリアです。
ブルース・リー像は、香港島を一望できる九龍半島のヴィクトリア湾に面しています。
最寄り駅:MTR(地下鉄)チムサーチョイ・イースト(尖沙咀東) 徒歩約5分
ファイン世代は必ず訪れると思いますが、若い世代にはピンとこないでしょうか? 笑
情報として最寄り駅を載せましたが、重慶大厦から徒歩でも行けますよ。
メインストリートのネイザンロード(彌敦道)を真っ直ぐ海方面に進むだけです。
ブルース・リーの星形
ブルース・リーとベトナム戦争
ブルース・リーが生きた時代は、ベトナム戦争の真っ只中です。
しかし、サンフランシスコ生まれの彼は戦争に徴収されることはありませんでした。
理由は、超ド近眼だったからです。
ブルース・リーの牛乳瓶の底のような眼鏡姿をみたことある人は少ないでしょう。
ブルース・リーの豪華な弟子たち
ブルース・リーが無名時代は、マーシャルアーツを教えてお金を稼いでいました。
その生徒たちが、映画好きにはたまらないよだれが出るほど豪華な顔ぶれです。
マーシャルアーツ:日本語では武芸と訳されます。
▼スティーブ・マックイーン
▼ジェームズ・コバーン
▼チャック・ノリス
▼ロマン・ポランスキー監督
アヴェニュー・オブ・スターズ:星光大道
100人以上の映画俳優や監督の手形が欄干の手すりにたくさんあります。
ロサンゼルス編で紹介した「ウォークオブフェイム」を模倣したものですね。
ハリウッドのドルビーシアター前の「黒人CD詐欺師」に騙された話 #7 | 元添乗員のひとり旅 (fineserviceagency.com)
あなたの好きな俳優さんの手形は見つかるでしょうか?
香港アカデミー賞のトロフィーの像があるところが起点となります。
多くの観光客がこの像の前で写真を撮っているのですぐにわかるでしょう。
香港アカデミー賞のトロフィーの像
花見亭:アーバー
アーバーと呼ばれる日よけ付き休憩所が複数あり、デザインがなんともお洒落です。
日本でもおなじみテレサ・テンの元カレ「ジャッキー・チェン」の手形もありました。
ファインが訪れた時、手形は道路に埋め込まれていましたが、現在は欄干にあるようです。
ちなみに「成龍先生」と書かれたのがジャッキー・チェンの手形です。
東日本大震災の時に、全財産を寄付してくれた人物として日本で話題になりました。
お金持ちだからできるのだと多くのコメントがありましたが、本当にそうでしょうか?
あなたの財産が100万円あったとして、他国への自然災害へ全額寄付出来ますか?
ファインには、出来ません。
自分の家族には財産を残さない姿勢は、決して真似できない行動だと思います。
香港人から人気がありませんが、日本人のひとりとしてとても感謝しています。
香港人から人気が薄いのには共産党の広告塔に利用されている政治的理由があります。
この話題を語ると1記事費やすのでここでは、割愛しますがググれば詳細が出てきます。
ここまで読んでいただきありがとうございました。
追伸
ジャッキー・チェンは、無名時代にブルース・リーの映画にも出演していました。
ブルース・リーに蹴っ飛ばされ、障子に吹っ飛ぶシーンが若き頃のジャッキー・チェンです。
もちろん、ブルース・リーの銅像の前やジャッキー・チェンの手形の前で写真と撮るのもいいですが、彼らのことに対する知識を深めてから訪れると一味違った観光になりますよ。
ちなみに、ブルース・リーの映画を見ると並み外れた運動神経の持ち主と思いますよね?
しかし、彼は超ド近眼の影響でしょうか?自転車に乗れなかったみたいです。
このような一面もブルース・リーが香港人の心をとらえた理由の一つなのでしょう。
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