ニイハオ、旅ブロガーのファインです。
あなたは、海外で自転車を借りたことはありますか?
メキシコ編でも紹介した通り、ファインはときどき自転車を借りて海外を走ります。
Grabや公共交通機関での移動もいいですが、自転車でなければ味わえないことがあります。
特にここ台湾では、観光客が自転車を借りる環境が整っているのです。
またファインが台湾渡航中に、知人が受験を控えていたので合格祈願に行ってきました。
ということで、今回は台湾のレンタルバイクと学問の神様「文昌宮」について語ります。
文昌宮:Wenchang Temple
儒教や道教のお手本として、学問の神様「文昌帝」が祀られています。
孔子ほどの知名度はないですが、「北に孔子、南に文昌あり」と言われるほどの人物です。
学問の神様「文昌宮」は、小さなお寺ですが台湾市民にとっては大切な存在です。
毎年受験シーズンが近づくと、たくさんの受験生が合格祈願のために参拝に訪れます。
鮮やかな朱色が美しい本殿では、長い線香を手に祈願する光景を多く目にします。
合格祈願のお守りも売っているので、日本の受験生のお土産としていかがでしょうか?
<参拝方法>
本殿右に設置されている線香を5本とります。(無料)
すぐ横にあるバーナーで、線香に火を付けます。
お賽銭を入れる所が設置してあるので、金額は気持ちだけ入れればOKです。
<参拝順路>
①「天公」
②「文昌帝」
③「関聖帝君」
④「朱衣帝君」
⑤「文魁夫子」
上記の①~⑤の順で行います。
観光客にもわかりやすいように、それぞれの場所には1~5の番号が振ってあります。
1ヶ所1本です。(関羽が好きだから、関聖帝君のところだけ3本とかは止めましょう 笑)
日本語の絵馬も見かけたので、文昌宮には日本人も多く訪れているみたいですね。
文昌宮
雙連市場:Shuanglian Market
無事に参拝を終えたら、市場で腹ごしらえが出来ます。
今回紹介した学問の神様「文昌宮」は、市場の中にあるのです。
早朝からお昼過ぎまで賑わっており、朝食目的に訪れる人が多い傾向にあります。
台湾では夜市が有名ですが、ここでは朝市がメインです。
ファインのように、昼過ぎに訪れても楽しめないので訪問時間には注意が必要です。
アクセス:Access
MRT淡水線「雙連站」駅出口2から徒歩4分
レンタル自転車:Bicycle Rental
ファインは、多くの国々で自転車を借りてきました。
自転車でなければ味わえないローカルな雰囲気を感じることが好きなのです。
見知らぬ土地なので、レンタル自転車で道に迷うことなど日常茶飯事です。
その道に迷ったおかげで、出会った人々やお店、景色、などが楽しいのです。
目的地までタクシーやGrabで移動していたら、絶対に出会うことはなかったと思える人々や景色を、自転車でしか旅の醍醐味を味わうことが出来ない所に魅力があります。
YouBike:微笑單車
近年、台湾全土でレンタル自転車のサービスが急速に広まっています。
台南のT-Bike
高雄のCityBike
そして今回紹介するのは台北の「YouBike」です。
観光客にはバス利用の難易度はどうしても高くなりがちですよね?
そんな時にも活躍してくれるのがレンタル自転車の「YouBike」なのです。
<YouBikeのメリット>
①レンタルステーションが800か所以上あるのでどこでも乗り捨てられる
②自転車台数は28,000台以上あるので、いつでも借りることが出来る
③24時間営業なので、返却時間を気にしないで利用できる
④利用料金が激安なので、お財布に優しい
⑤現金不要(ICカードもしくはクレジットカード決済)なので便利
<YouBike利用方法>
★クレジットカード編
①レンタルステーションに設置してある「キオスク」という端末を使用します。
②レンタルステーションに並んでいる自転車の中から、借りる自転車番号を選択します。
(空気とブレーキのチェック要)
③言語を中国語か英語で選択
④BIKE RENTING(バイクの貸し出し)をタップ
⑤Single rentalをタップ
⑥Confirm single rental(シングルレンタルの確認)をタップ
⑦Confirm(確認)をタップ
⑧I have read and agree above service terms(上記のサービス規約を読み、同意します)にチェック
⑨Agree(同意)をタップ
⑩Pay by credit card(クレジットカードでのお支払い)をタップ
⑪クレジットカード情報を入力
▼クレジットカード番号
▼有効期限
▼セキュリティーコード(クレジットカードの裏面に書いてある3桁の番号)
▼ぐちゃぐちゃに書いてある数字を入力
⑫すべて入力したら、確定をタップ
⑬Confirm to next page( 次のページで確認)をタップ
⑭I have read renting rules( レンタルルールを確認しました)にチェック
⑮Please select bike( バイクを選択してください)をタップ
⑯自分の借りたい自転車の番号を選択
⑰ロックが解除されている90秒以内に選択した番号の自転車を外します。
★悠遊カード編
最初は少々面倒ですが、滞在中何度も利用予定の方には悠遊カードがオススメです。
<カードの会員登録方法>
悠遊カードと台湾の電話番号(台湾のSIMカードを準備する)が必要です。
レンタルステーションのキオスクという端末で、悠遊カードの登録をします。
①中国語か英語を選択
②BIKE RENTING(バイクの貸し出し)をタップ
③Join member(会員登録)をタップ
④I have read and agree with above terms(上記の規約を読み、同意します)にチェック
⑤Agree(同意)をタップ
⑥Confirm(確認)をタップ
⑦台湾での自分の携帯電話番号を入力
⑧Send verification code(認証コードの送信)をタップ
(スマホにショートメッセージで4桁の認証コードが届きます。)
⑨4桁の認証コードを入力
⑩パスワードを登録(英数字で8~12桁の好きなパスワードを2回入力)
⑪Confirm(確認)をタップ
⑫Confirm to next page(次のページで確認)をタップ
⑬Put card on the sensor zone(カードをセンサーゾーンに置く)を選択
⑭Easy Card(悠遊カード)を選択
⑮「Sensor zone is under the screen(センサーゾーンはスクリーンの下)」
を確認したら、液晶画面センサーに悠遊カードをタップ
⑯登録完了後、タイムラグが5分ほどあります。
無事に登録が出来たら、悠遊カードで自転車を借りてみましょう。
⑰自転車を選択
⑱刷卡部分の緑ランプが点灯していることを確認
⑲緑ランプがついていたら、センサーゾーンに悠遊カードをタッチ
⑳刷卡部分の緑ランプ表示が「取車」になります。
㉑ロックが解除されるので、自転車を外します。
<返却方法>
どちらの方法で借りても、返却方法は同じです。
「YouBike」のレンタルステーションで、空いている場所を探します。
①「還車」に青ランプが点灯していることを確認
②自転車をロックに差し込みます
③ピーピーピーと音が鳴り、青ランプの「刷卡」ランプが点灯します
④「刷卡」に青ランプが点灯しているのを確認後、悠遊カードをセンサーゾーンにタッチ
⑤きちんと返却された状態なら、緑の「刷卡ランプ」が点灯します。
※返却がきちんとできていない状態の場合、異常に赤ランプが点灯します。
慌てなくても、他の空いている部分を見つけて返却するだけなので問題ありません。
きちんと返却できていない場合、ずっと借りている状態で料金を引かれてしまいます。
返却後は必ず緑の「刷卡ランプ」の点灯を確認しましょう。
クレジットカードで借りた場合は、④の操作は不要です。
<クレジットカードの利用料金>
4時間以内(30分:10元)
4~8時間(30分:20元)
8時間以上(30分:40元)
<悠遊カードの利用料金>
最初の30分 無料または5元
4時間以内(30分:10元)
4~8時間(30分:20元)
8時間以上(30分:40元)
『台北微笑單車』
YouBikeを利用するアプリがあります。
レンタルステーションの場所、自転車の貸し出し情報が地図上でわかるアプリです。
但し、台北市内のレンタルステーションの場所しか表示されません。
他の場所は表示されないので利用価値はとても低いと感じました。
台湾少年:Taiwan Boy
ファインは、レンタル自転車を借りて台北を走っていたら道に迷いました。
ちなみに、海外で道に迷うことは想定内です。
日本の高島平団地のようなところに来てしまったのです。
そこで、母親らしき女性たちと小学生くらいの男の子が食事をしていました。
高島平団地の1階にちょっとした食堂があるイメージです。
小腹が空いたファインは、そこで食事をすることにしたのですがメニューがありません。
中国語が全く話せないファインは、指差しで「これと同じの下さい」と注文しました。
日本では見たことない食事で、食べ方もわからないファインに、男の子が教えてくれたのです。
とてもシャイな小学生くらいの男の子に、食べ方を教えてくれたお礼を伝えました。
かわいくて「写真を撮っていい?」と、尋ねると恥ずかしそうに母親の後ろに隠れます。
母親は、「写真くらいいいじゃない!」みたいな雰囲気を出してくれます。
しかし、その男の子は照れて写真を撮らせてくれません。
食事を終えて別れ際に、その男の子がうつむき加減で小さく手を振ってくれました。
このような体験も、自転車を借りなければ出会うことはなかったでしょう。
何を食べたのか覚えていませんが、その男の子のシャイな感じはいまでも覚えています。
優しい台湾のほっこりした体験を味わえて大満足のファインでした。
ここまで読んでいただきありがとうございました。
追伸
今回ご紹介した「レンタル自転車」と「文昌宮」はいかがでしたでしょうか?
ファインは、自転車が好きで日本でも長距離サイクリングをしています。
キャンプなども自転車で行く機会が多いほどです。
今秋には、念願の「しまなみ海道」にも挑戦します。
過去記事で、紹介した「成田国際空港」「茨城空港」も自転車で行きました。
今後紹介する予定の「羽田国際空港」も自転車で行く予定です。
自転車での移動は、海外旅行では自信をもってオススメできる移動手段です。
あなたも、機会があれば自転車で海外を走ってみてはいかがでしょうか?
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