皆さんこんにちは、ファインです。
今回は、「クルンテープ・アピワット中央駅」をご紹介します。
「クルンテー・・・・・」???
聞いたことない💦
と思う方は多いかもしれません。
では、「バンス―中央駅」と聞いたらどうでしょうか?
タイを訪れた(訪れる)多くの方が「あ~」と思うでしょう!
クルンテープアピワット中央駅は、3つの路線が開通する予定。
①長距離路線(今回はこれに乗車します)
②近距離路線(現在はフアランポーン駅発着)
③高速路線(開通までは、まだまだ先の未来)
ということで、今回は「クルンテープ・アピワット中央駅」について語ります。
バンス―グランドステーション:Bang Sue Grand Station
1週間前「フアランポーン駅」で寝台列車のチケットを購入しました。
ファインが搭乗する日は2023年1月21日(土)
長距離路線が開通したのが1月19日(木)
つまり、長距離路線開通前にチケットを購入し、開通2日後に乗車すると言う状況!
開通後、初めての週末という事で不安と期待がミックスされたような気分で駅へ向かいます。
前回の「チャトゥチャックウィークエンドマーケット」から徒歩で訪れたファイン。
ターミナル駅が大きすぎて入口が中々見つからない💦(案内看板が全くない)
そんな時、駅構内で働いている女性が
「入口まで連れてってあげるよ」
と声をかけてくれましたww
左手に折りたたみ傘と食料をブラブラさせながら、サクサク歩いて行く女性について行きます。
無機質な建物を歩くこと数分、警備員らしき人物がいる所に入口がありました。
空港でよく見かける「セキュリティーチェック」を通ると、ピピピッと音が鳴りましたが
引き止められることなく、駅構内へ入ることが出来ました(意味あるのか💦)
クルンテープアピワット中央駅構内に、一歩踏み入れた第1印象は
「空港みたい」
さて、まずはインフォメーションで情報収集っと。
駅の横幅:約600m
駅の奥行:約250m
駅の高さ:約43m
地下1階から地上3階までの巨大ターミナル駅!(東南アジア最大の駅)
これだけ巨大なのに、入口は一つだけ💦(フアランポーン駅の約3倍の大きさ)
エレベーターには「no entry」の看板があり、利用できません!
新しい駅らしく綺麗ですが、少し暗い💦(節電でもしているのか?)
少し駅構内を歩いてみるとプラスチックの椅子がずらりと並んでいます。
何かあるのかな?
大勢の男性たちが、集まっている。
駅構内に乗り入れるタクシーを決めているとの事、
開業2日目に、それを決めるのか?と思われるかもしれませんが、それが東南アジア。
時間はゆっくりと流れています(笑)
バンコクは渋滞が激しいことで知られています!
実は、タイ政府が渋滞解消の解決策としたのがこの駅なのです。
フアランポーン駅に集中する渋滞を緩和させる目的で建設されました。
クルンテープ・アピワット中央駅を命名したのは、現国王。
バンコクの繁栄を意味します。
しかし、駅舎をよく観ると「Bang Sue Grand Station」の文字が・・・・・
実は、国王のラーマ10世が命名したのは駅名の看板を設置した後なのです。
この駅の看板を付け替える費用が、3316万バーツ(約1億3000万円)💦
(その費用をだれが負担するんだ)という国民の怒りが伝わりますねwww
駅構内にはお店らしいお店は見当たりません。
自動販売機が少しあるだけ💦
しかも、まだ商品が入っていない自販機もある😢
正直、利便性は悪い(これから良くなるんだろうけど・・・)
チケット売り場は、かなりの窓口があります。
しかし、オープンしている窓口は少しだけ!
先ほどから、マイナス面ばかり伝えていますが、これが事実ですから。
巨大なターミナル駅の建設費用の一部2674億8100万円は、日本の円借款で賄われていることをご存じでしょうか?
しかし、日系企業はあまり関わっていないという。
これだけのお金は我々日本人の血税です。
その血税を注ぎ込んだターミナル駅が、これでは少しがっかり💦
フアランポーン駅との違い!
長距離路線に乗車するときには、ホームに行って写真を撮ったりできました。
しかし、「クルンテープ・アピワット中央駅」は、1階で待機しなくてはなりません💦
なんと、列車の発車10分前にホームに移動できる中国式!
初めての人には不安しかない😢
また、電光掲示板などはないので、係員が拡声器で案内するアナログなやり方ww
タイ語がわからないのはファインだけではなく、欧米人も困惑気味。
列車の遅れが出ると、複数の便に乗る乗客が1階に溢れる。
ベンチの数が明らかに足りないので、地べたに座る人も続出!
そこで応急処置的にプラスチックの椅子を大量に用意してありましたwww
子供用なのか?
マットも用意されていました!
一応、スマホの充電する所はありました。
しかし、待っている乗客に対して、全然数が足りない印象💦
フアランポーン駅は、写真撮り放題でしたが、ここでは注意されました。
ただ、デジカメなどの撮影はダメですが、スマホでの撮影は許される謎ルール💦
写真を撮影しても、警備員に注意されないのはこれだけ 👇
クルンテープ・アピワット中央駅の模型
バンス―ジャンクション駅
待ち時間がまだまだあるので、隣のバンス―駅を見学に来ました。
バンス―ジャンクション駅は、クルンテープ・アピワット中央駅の目の前にあります。
令和から昭和へタイムスリップしたような感覚💦
駅のホームには屋台があるし、バイクも並んでいるし、線路にも降り放題www
個人的には、東南アジアらしくてこっちの方が好みだな~!
マッサージもあるし、食事はここで頂くのもありかも。
ちなみに、まだ現役の路線です。
この路線は最高車両がお坊さん専用車両となっています。
日本では、女性専用車両を見かける方は多いでしょう。
しかし、ここはタイ王国!
お坊さんがリスペクトされている仏教国、
駅のホームはトタン屋根♪
改札もないので出入り自由、
切符は電車内で車掌さんが巡回してきますから。
ボロい地上駅と揶揄する人もいますが、それがいいんですよ~!
ジャンクションという駅名からわかる通り、北方面と南方面に分かれる分岐駅。
バンコク北バスターミナル
実は、クルンテープアピワット中央駅とバンコク北バスターミナルを歩道で繋げる計画があります。
これ、とても素晴らしいアイデア♪
バンコク北バスターミナルを利用したことある人なら絶対に共感してくれるはず。
タイをバス移動するのは嫌いじゃないけど、バンコク北バスターミナルのアクセスの悪さは有名!
「モーチット・マイバスターミナル」と聞けば、わかるでしょうか?
やはり、名称が複数あると色々と面倒ですが、同じバスターミナルのことを指します。
タクシーやバスを乗り継がないとたどり着けない不便な長距離バスターミナル!
フードコート
お店が全然ないといいましたが、駅の端にフードコートがありました。
お腹は空いていないけど時間潰しに覗いてみたら・・・・ここはオススメ♪
「ゲート4」
を目指せばすぐに見つかります。
「フードステーション」という看板が目印!
ここがオススメな理由は、プリペイドカード方式じゃないこと。
タイのフードコートは、殆どがプリペイドカード方式なのです。
しかし、ここは現金でお支払いするからカウンターでプリペイドカードを購入する必要がない。
イスラム教徒の為の「ハラルフード」もありました。
ここがオススメの2つの目の理由は、価格が安いこと。
スムージー専門店も空港の様なバカ高い値段ではありません。
クイッティアオも良心的な金額で食べれます。
お腹が空いていなくても、車内で食べられそうな軽食も安く売っている。
中華系やタイフードの王様「パッタイ」や「カオマンガイ」などもあります。
ペットボトルの水は500mℓ10B(約40円)
トイレ
寝台列車の時間が近づいてきました。
寝台列車のトイレは苦手なので、駅構内で済ませておこう!
入ってビックリ💦
かなり広い!
空港のトイレよりも全然広い!
しかも、かなり綺麗。
出来立ての施設なので当たり前かもしれませんが、
東南アジアのトイレが綺麗だとハイテンションになるww
追伸
フアランポーン駅の時もそうでしたが、旅行者としては駅名が複数あるのがとても紛らわしい(# ゚Д゚)
なんとか、1つに出来ないものか💦
長所と短所が入り混じった「クルンテープアピワット中央駅」
これから、どんどん良くなっていくのだろうか?
中国の影響を受けすぎている印象は強いけど、また近い将来訪れるような気がする・・・・!
チェンマイに行くときに再び利用する予定でしたが・・・結果利用できない事件が起きてしまった💦
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