ブエナスタルデス、旅ブロガーのファインです。
前回のメキシコシティー国際空港でのトラブルをなんとかクリアしてやってきました。
ペルーの首都「リマ」でございます。
空路からペルーへ入国するなら、人口1,000万人超の大都市リマが玄関口となります。
ペルーは、世界平和度指数ランキングで「第86位」です。
同じ南米のパラグアイよりも悪く、エクアドルよりややいい順位を保っています。
個人的には、コロナの影響でこのランキングが2022年にどう変わるのか興味深々です。
その治安面でやや心配されるペルーの首都リマには日本人宿が複数あります。
治安が不安定な場所で、言葉が通じないと一層不安感が増しますよね?
ということで、今回は、ペルーの首都リマにある「日本人宿」について語ります。
ホルヘ・チャベス国際空港:Aeropuerto Internacional Jorge Chávez
海外では、功績を残したリーダー的存在の名を空港につけることが多い傾向にあります。
しかし、リマでは、当時の高度記録を打ち立てたパイロットの名前を付けています。
その名も、「ホルヘ・チャベス国際空港」です。
この空港は、リマ市内のカヤオ特別区にあります。
空港敷地のフェンスを出たら、治安の悪いエリアになるので長居は無用ですからね。
現地通貨を持っていない場合、目的地までの小銭程度だけ両替すればokです。
お宿桜子でも、桜子の近くのスーパーでも空港よりかなりいいレートで両替できます。
リマ旧市街
リマの日本人宿
ペルーの首都、リマには日本人宿が3つあります。
<当山ペンション>
リマでも治安のいい新市街にあります。
夜遅くに到着予定の方は、空港までの送迎もあるらしいので検討の余地ありです。
口コミの情報によると客層は、大人が多いみたいですね。
新市街ミラフローレスの海岸
海外の宿では、無料でPCが使える所は珍しくありません。
しかし、日本語対応していない場合が多く、慣れていないと使いにくくて大変です。
でも「当山ペンション」では、日本語に対応しているのでストレスなくインターネットが使えるのです。
宿泊者のみが利用できる「オリジナルツアー」は、日系三世のペペさんが経営されています。
宿泊料金は、節約旅行者にとっては安いとは思いませんが、治安面など快適さを求める大人の旅人には合っているのではないでしょうか?
<江田イン>
アクセスはあまりよくないみたいですが、有料で送迎もしてくれるみたいです。
日本語堪能な娘のモニカさんが困ったときに色々と助けてくれると旅人から伺いました。
江田インのあるマグダレナ・デル・マル地区は、比較的治安が良いといわれています。
予算を安く抑えたい&なるべく治安のいい場所で過ごしたい、とお考えの方向けでしょうか。
オーナーは日系二世かな?三世かな?のホルヘさんです。
<お宿 桜子>
上記2つはペルーで知り合った方から得た情報です。
ファインが実際に泊ったのがここ「お宿 桜子」♬
海外の理想的な日本人宿という印象で、客層は若者から大人まで様々です。
この宿が旅人から人気があるのは、一度泊まってみればわかります。
「サンホアンルリガンチョ」とやや治安面で不安の残る場所にあります。
しかし、ファインは昼間、一人で行動して危険な目には一度も会いませんでした。
アクセス:Access
<タクシー>
空港周辺タクシーはぼったくり被害が多発しているのであまりオススメしません。
もしタクシーを利用希望ならば、空港内のオフィシャルカウンターを利用しましょう。
荷物が大きく安く安全に宿まで行きたいなら、配車アプリウーバーがお勧めです。
ただ空港の15分×2=30分無料Wifiの環境はあまりよくありません。
現地で使えるSIMを用意していない方は、桜子専用タクシーもありますよ。
やや治安の悪い場所にあるので、時間帯によっては女性の方は利用をオススメします。
<ローカルバス>
ファインは、明るいうちに空港に到着したので、ローカルバスを選択しました。
時間はかかりますが、リマの街並みを楽しみながら宿へ向かうスタイルなので問題ありません。
リマ市内を走るローカルバスは常に窓が開いています。
乗客は、窓からゴミをポイッと平気で捨てます。(日本人のモラルはここでは通用しませんから)
その影響か、街並みの道路は、ゴミだらけなのでお世辞にも綺麗とは言えません。
ちなみに、桜子のHPでは、空港を出て左方向へと記載しています。
しかし、地図の赤い矢印通り空港の建物を出たら右へ歩いてください。
左方向というのは空港に向かってフェンス沿いにという解釈だと思います。
空港敷地内のフェンスを出たら、タクシードライバーから勧誘がガンガンきます。
乗車予定のない場合は、彼らに対して、笑顔や愛想笑いを決して隙を見せてはいけません。
彼らの問いかけに一度でも反応するだけで、しつこい勧誘がさらにレベルアップします。
無表情で、(あなたの存在が私には見えません)的な態度でバス停まで無視し続けて歩きましょう。
人によっては舌打ちされるかもしれませんが、勧誘をあっさりと諦めてくれますから。
空港の敷地を抜けて大通りに出たら、右へ徒歩2分、屋台が数店舗並んでいます。
その屋台が並んでいる目の前から、バスに乗車することが出来ます。
このローカルバスに乗る時に、難易度が高いのはここだけです。
「ROMA-」または「ROMA-1」と正面に書かれたローカルバスを探してください。
このローカルバスはすべてにおいてスピード感が激しいのでオロオロしていたら乗れません。
ファインも1台乗り損ねました。(いや2台かもしれません)
スペイン語も全然話せない状況で、不安になる気持ちもわかります。
そんな時は、ファインと同じ「メモ作戦」でクリアできますよ。
屋台のおばちゃんに「ROMA-」または「ROMA-1」と書かれた紙を見せて下さい。
(どのバスですか?的な表情で)バスの方向を指さします。
すると、おばちゃんが屋台のお客に指示します。
そのお客が、
「あれだよ」
と教えてくれます。
もたもたしていても、屋台のお客みんなでそのバスを強引に停めてくれましたwww
こちらが助けを求めたら、基本的にペルー人はみな親切な傾向にありますよ。
ファインは、
「グラシアス(ありがとう)」
を連呼してバスに乗り込みました。
バスに乗ったら2時間くらい車窓からの風景を楽しみましょう。
あれっ?
「2時間?」
と思いましたか?
ホルヘチャベス国際空港からお宿桜子までは距離的には16キロくらいです。
しかし、リマの道路は渋滞がかなり酷いのです。
それと、グルグルといろんなところを経由するのでかなり遠回りして走ります。
しばらく、リマに滞在するとわかりますが、初めてリマに来たときは仕方ないかな💦
ちなみに、大きいスーツケースだと一人分の料金を徴収される可能性があります。
車窓からの景色を楽しんでいればあとは「Estacion Piramide del son駅」近くで下車するだけです。
乗り換えもないから、シンプルでとても簡単ですよ。
もし不安な人は、「グーグルマップ」か「maps.me」で現在位置を把握すればいいでしょう。
ファインは、スペイン語が話せないので紙に駅名を書きました。
「ここで降りたい」
と隣のおじさんにアピールをしてみました。
するとバス車内の乗客みんなでファインが下車する場所を教えてくれたのです。
だから、ローカルバスを利用しても必要以上に不安にならなくても問題ありません。
駅から地図通り4分歩けば、少し凹んだところに
「SAUNA TOMODACHI」
の看板が見えます。
建物の1階は、サウナとプールの受付です。
「お宿 桜子」の受付は2階なので、従業員が2階まで案内してくれます。
プールを通っていくので、誰かが案内してくれないと受付までたどり着けません(笑)
2階では、なつきさんが笑顔で迎えてくれました。
ちなみに、「お宿 桜子」は、
オーナーの名前だと思っている人が多いみたいですが、桜子とは愛犬の名前です。
桜子に吠えられてたから、嫌われているのかなぁと思ったら、構って欲しいらしい。
ファインと同じかまってちゃんでした。(桜子とは、相性がいいかも・・・・・・・)
以下の動画は、1階にあるプールです、
リマのジュニア代表選手もいるみたい。
ファインも水泳をやっていたので、なつきさんのご好意で一緒に泳がせてもらいました。
練習メニューに関しては、スペイン語のできないファインに、なつきさんの息子さんが通訳してくれたのです。
その後、宿では息子さんとゲームをしたり、色々と遊んでもらったのです。
子供が大好きなファインは、息子さんと愛犬桜子にとても癒されました。
息子さんも桜子もがメチャメチャ可愛いんだ~!
<お宿桜子周辺情報>
宿周辺には、市場が2つ、徒歩20分位のところにスーパーマーケットがあります。
距離は1.7キロ「METRO」という大きなスーパーです。
外国のスーパーという雰囲気で、ある程度の食材はこのスーパーで手に入ります。
夜は、宿で出会った人とみんなで食事を作り夕食をシェアしました。
一つ目の市場は、「お宿桜子」の前の大通りを渡ったところにあります。(小さいメルカドです)
二つ目の市場は、「Bosque」というメルカドです。(お宿桜子から15分くらい歩いたかも)
ファインが、この宿で特にオススメしたいのがサウナです。
写真を撮れなかったのが残念ですが、ここには数種類のサウナがあります。
男女共用で水着着用ですが、とても気持ちがいいサウナです。
ここ桜子では、3泊するとサウナ無料券がもらえます。
1泊でも、別料金を払えば普通に入ることができますよ。
もし桜子に宿泊予定の方は、一度はサウナに入ることを強くお勧めします。
<宿からの差し入れ>
ファインが泊ったときに、一緒に泊まった元看護師の女性の誕生日でした。
みんなでケーキを買って、その夜彼女のお祝い準備していたら
なつきさんからLINEが・・・・
なんと、宿からも差し入れがありました。
誕生日に宿からの差し入れなんて、初めての経験で驚きました。
看護師のTさんもとても喜んでいましたよ。
ピスコサワー
お宿桜子で出会った人とクスコの宿で再会したり、
大勢で夕食をシェアしたり、様々な旅人の色々な話を聞いたり本当に楽しかったです。
年齢や性別に関係なく、みんな仲良くなれる宿なんて素敵だと思いませんか?
ここまで読んで頂きありがとうございました。
追伸
今回ご紹介した「お宿桜子」はいかがでしたでしょうか?
チェックアウトするときも、なつきさん親子3人で見送りしてくれて嬉しかったなぁ~。
コロナが落ち着いていないので、今すぐは無理だけど、
来年?もしくは再来年に、また南米旅行をするときに絶対立ち寄りたい宿です。
南米を旅しているとずっと気を貼っている状態が続きます。
そんな精神状態で、「ほっ」とできる場所がお宿桜子です。
あなたも、ペルーを訪れた際に一度泊まってみてはいかがでしょうか?
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