上海の主要観光地を効率よく巡るなら「オープントップバス」がお勧め#169

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皆さんニイハオ、旅ブロガーのファインです。

このブログでは、ツアーよりも自力で観光地巡りをすることに重点を置いています。

但し、前回紹介したタクシーや配車アプリは難易度が高そう、と考えちゃいますよね。

そこで、上海を歩いていて目に飛び込んできたのが観光客向けの2階建てバスです。

言葉が通じないスペインでも利用したので、ここ上海でも利用価値はあると思いました。

 

ということで、今回は「上海オープントップバス」について語ります。

 

 

オープントップバス:Open Top Bus

スペイン編でも紹介した、主要観光名所を巡る2階建ての屋根なし観光バスです。

「バルセロナ・バス・ツーリスティック」を利用してひとりで観光する方法 #54 | 元添乗員のひとり旅 (fineserviceagency.com)

 

 

ファインが上海を訪れたときは2社運行していましたが、現在は3社に増えています。

3社目は上海新高度旅遊有限公司が運営する「申城観光線」です。

2018年12月営業開始して、ファインは利用していないのでここでは割愛させて頂きます。

 

 

 

 

 

都市観光:CITY SIGHTSEEING

赤色のバスで、中国最大の旅行会社・春秋旅行社が運営しています。

日本にも就航しているLCC「春秋航空」の系列会社です。

 

1号線

マダムタッソー上海:ろう人形館

新天地:最も活気があるエリア

 

2号線

東方明珠電視塔:高さ468mの巨大なテレビ塔

上海博物館:入場無料の大きな博物館

 

3号線

上海城隍廟:上海を代表する寺院

豫園:上海観光の定番である広大な庭園

 

5号線

外灘:外国人居留地として栄えたヨーロッパ風の建物が立ち並ぶエリア

上海ユダヤ難民記念館:ナチスから逃れて上海にやってきたユダヤ人の生活を紹介

 

運行時間

5月~10月:9:00~20:30

11月~4月:9:00~18:00

 

 

 

BIG BUS TOURS

早稲田カラーで、ヨーロッパや中東などの都市でも人気があります。

初めて上海を訪れる日本人には、「BIG BUS TOURS」がお勧めです。

理由は、路線数、バス停数が多いことに加え、日本語の詳細マップももらえるのです。

ファインには中国語の地図は、難しくて解読できませんでした。

 

<3ルート>

所要時間:1周約1時間

運賃:120cm以上(120cm以下無料)

24時間チケット:100元

48時間セットチケット:300元

※中国での大人料金は、年齢ではなく身長で判断する所が多いです。

 

<RED ROUTE> 

運行時間:9:00~20:00(冬期〜17:00)

運行間隔:30分間隔

 

  • 南京路
  • 人民広場
  • 上海美術館
  • 南京路歩行者通り
  • 外灘A(外灘観光トンネル)
  • 外灘B
  • 十六鋪浦江遊覧碼頭(黄浦江クルーズターミナル)
  • 豫園
  • 新天地
  • 南京路

 

<BLUE ROUTE>

運行時間:9:45~17:15

運行間隔:45分間隔

 

  • 外灘A(外灘観光トンネル)
  • 外灘B
  • 十六鋪浦江遊覧碼頭(黄浦江クルーズターミナル)
  • 老碼頭
  • 上海環球金融中心と金茂大厦
  • 東方明珠
  • 老碼頭
  • 十六鋪浦江遊覧碼頭(黄浦江クルーズターミナル)
  • 外灘B
  • 外灘A(外灘観光トンネル)

 

<GREEN ROUTE>

運行時間:9:15~16:45

運行間隔:50分間隔

 

  • 玉仏寺
  • 上海美術館
  • 南京路
  • 上海博物館
  • 淮海路
  • 静安寺
  • ザ・ポートマン・リッツ・カールトン上海
  • 玉仏寺

 

 

※太文字のバス停は、他のルートへ乗り換えが出来るバス停です。

ワンマンドライバーは英語が話せませんが、乗り換えバス停の係員は英語が話せます。

 

 

<予約・発券・乗車>

予約すると、メールでEチケットが届きます。

上海のゲストハウスは、印刷をしてくれない宿が多いです。

安宿に宿泊予定の方は、上海出発前に日本でプリントアウトすることをお勧めします。

 

プリントした用紙が引換券として回収され、レシートのような乗車券を渡されます。

(スマホ画面では拒否されていた観光客がいたのでプリントアウトが必須のようです)

100均で売っているようなイヤホンと日本語マップも一緒に受け取ります。

 

バルセロナの周遊観光バスように、2階全部がルーフトップではありません。

2階の前方は屋根が付いているので、日焼けが気になる方には嬉しい配慮ですね。

座席が決まったら、イヤホンを差し込みます。

8か国の音声ガイドがあり、日本語は6番です。

 

 

<下車に関する注意事項>

停車時間は短いので、降りる予定のバス停が近づいたら一階へ移動しましょう。

ワンマンの運転手さんが中国語で声をかけてくれます。

多分、次降りるかどうか尋ねていると思われます。(中国語が全然わからないので)

ちなみに、バス停がない所で停車したことがありましたが、あれは何だったのでしょうか?

 

 

<特典>

「48時間チケット」には、以下の観光地の入場券が付いています。

▼金茂大厦の88階展望台

▼玉仏寺は、入場券+「玉仏楼」入場券の二枚付き。

▼黄浦江クルーズ

 

上海の「クルーズ船」

 

これらの観光地を予定している方は48時間チケットの方がお得です。

 

 

 

 

ここまで読んでいただきありがとうございました。

 

追伸

今回ご紹介した「オープントップバス」はいかがでしたでしょうか?

ファインのようなひとり旅には、お勧めの相乗り観光バスです。

なんと言っても上海の風景を楽しみながら移動できるのはとても魅力的ですよ。

 

もし乗降に間違っても次のバスを待つだけなので大きな問題は起きません。

日本人も時々見かけるので、なんとなく精神的に安心できますよね。

移動中の暑さや寒さが苦手な人は、1階のみエアコンも効いているので快適です。

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管理人

性別    :男性
居住地域  :千葉
<自己紹介>
飛行機が飛ばない状況でも、未知の国へ行く意欲がまったく衰えない旅ブロガーです。ひとり旅を好むが寂しがり屋という矛盾した性格をしています。都内の大学卒業後、旅行会社へ就職。転職後も旅行関連の資格を取得し観光業界へ従事。添乗員を目指している方、国家資格取得を目標にしている方の参考になるネタを投稿していく予定です。海外旅行では、失敗だらけだけど無事に帰国できればokという考えで旅を続けています。同じ旅好き、もしくは観光業界への就職を目指している方々の役に立ちたいという思いでブログをはじめました。旅行に関する情報をシェアしあなたと一緒に成長できれば嬉しく思います♪

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