アニョハセヨ、旅ブロガーのファインです。
あなたは、靖国神社参拝について海外から批判を受けることに関してどう思いますか?
韓国のソウルにも戦犯が祀られている場所があるのです。
日本は、韓国政府が参拝することに関して批判的な声明を出すことはありません。
その場所は、ソウル観光の定番である南大門から6駅しか離れていないのです。
その地域の定番観光を楽しみつつ、日韓関係考えるひとり旅も大事かもしれません。
ということで、ソウル観光の定番「南大門」と「国立ソウル顕忠院」について語ります。
国立ソウル顕忠院ヒョンチュンウォン:Seoul National Cemetery
韓国の守護と発展のために献身した人々が眠るソウルの国立墓地です。
敷地面積:約1,430,000平方メートル(約43万坪)
サクラの名所としても有名なこの墓地には、日本の統治時代における独立運動家や国家功労者、朝鮮戦争、ベトナム戦争の戦死者、韓国の歴代大統領が祀
日本人には、「新潟日赤センター爆破未遂事件」の工作員12名が2009年に戦没者として祀られたというニュースでご存じの方も多いのではないでしょうか。
若い方は知らないかもしれませんが、簡単に説明すると、韓国の工作員が新潟に密入国し、12本のダイナマイトとガソリンで「暗殺爆破テロ」を企てて未遂に終わったとても有名な事件です。
在日韓国人の工作員が起こした事件だったので、この事件から日本の世論が在日朝鮮人に対して硬化するきっかけとなりました。
毎年6月6日の「顕忠日
国立ソウル顕忠院
対象者は、国家元首、愛国、殉国烈士
前回触れた「ライダイハン」の原因となったベトナム戦争関係者も眠っています。
過去記事のフィリピン編で紹介したアメリカ記念墓地に雰囲気が似ていると感じました。
ちなみに、平日は静かで観光客はほとんとおらず、怖いくらいにメチャメチャ静かです。
<総合案内室>
正門入ってすぐ右側にある総合案内室には、日本語パンフレットが無料で配布されています。
パンフレットには、顕忠院内の歴史や墓域・施設紹介、地図などが掲載されています。
各展示館では遺品や写真が展示されており、歴史を実物や映像で見ることもできるのです。
<休憩施設>
敷地内はとても広大なので、歩き疲れた時に便利な休憩施設が2ヶ所あります。
正門近くにある売店「遺族の憩いの場」と地蔵寺の近くにもドリンク販売の売店があります。
開館時間:6:00~18:00(見学時間9:00~17:00)
定休日:年中無休
入場料:無料
所要時間:徒歩見学の場合、約2時間~3時間
アクセス:Access
最寄り駅:地下鉄4・9号線銅雀
崇礼門スンネムン:Sungreimun Gate
朝鮮王朝時代の首都・漢陽
夜間はライトアップされるので、昼間とは異なる幻想的な雰囲気を楽しむことができます。
崇礼門
2008年2月の火事により、石造りの門以外はほとんど焼失してしまいした。
消防局は、消防車32台と消防隊員128人を要し5時間にわたり消火作業を行いました。
火事の原因は、なんと放火だったのです。
犯行動機は、都市再開発事業による家の立ち退きの件で不満を持ったとのことです。
崇礼門
その後、崇礼門
<南大門市場>
ソウル二大市場のひとつに数えられる南大門市場は、この崇礼門
店舗数:約10,000店
店舗が多すぎて困るという方はご安心ください。
路地や建物ごとに同業種が集まっており、目的別に料金比較し買い物が出来るのです。
短期旅行でも、目的エリアのみ突撃すれば時間短縮できます。
市場の入口ごとに「Gate1」~「Gate8」まで番号があるので、観光客でもわかりやすいです。
※ちなみに「Gate7」近辺にある「ミウ両替所」は、ソウル1の高レートです。
ここのレートを知ったら、他の両替所を利用したら損した気分になります。
南大門市場は、コロナ以前は連日賑っており、ファインは靴と革ジャンを購入しました。
コロナの影響により、外国人観光客が消えた現在は、なかり深刻な状況みたいです。
南大門は年配者が多く、ファインの第一印象は巣鴨に近い雰囲気だと感じました。
南大門駅の地下街は、衣装の材料がたくさん売られており「ユザワヤ」的な雰囲気です。
卸問屋は土曜は昼14時頃まで、日曜は休業という場合が多いみたいですね。
アクセス:Access
最寄り駅:地下鉄4号線 会賢
営業時間:10時~17時(店により異なり朝食を提供している屋台は早朝から営業しています)
<B級グルメ>
ここ南大門市場には、安くて美味しいものがたっくさんあります。
ホットク
これが、美味い♪
おやきのような生地に、餡が詰まっている韓国のおやつです。
屋台により生地や餡が異なるので、いろんな屋台をぜひ挑戦してもらいたい❕
鯛焼き
日本でもポピュラーですが、ファインが南大門で食べたときは1個10円でした。
但し、皮は薄くて餡子の味は日本と変わりませんが量が少なめでした。
でも、10円ですからね。 笑
今は、そんな値段では売っていないそうですよ♪
ビビンバ
ビビン=混ぜる
パプ=ご飯
日本でもおなじみに石焼ビビンバは、ソウルでも大人気です。
しかし、この石焼ビビンバを考案した人は、特許申請していなかったそうですよ。
特許申請していれば、今頃はかなりの大金持ちになっていたはず・・・・・・
カルグクス横丁
名物は、もちろん地名となっている韓国風手打ちうどんの「カルググス」です。
もちもちした食感の麺は、うどん文化である日本人の口に合うと思います。
ほとんどの店で、冷麺とポリパッ(麦飯)がセットで出てきます。
太刀魚横丁
メインストリートからちょっと路地に入ったところにあります。
こちらも、地名の由来となった「カルチジョリム(太刀魚の煮付け)」専門店が多い通りです。
少し辛めのタレで煮込まれた太刀魚をおかずに、白ご飯にワンバウンドさせて頂きましょう。
しっかり煮込んであるので、骨から身が簡単に剥がれやすく食べやすいです。
ソウルの朝食なのでしょうか、早朝7時から営業をしているお店が多いです。
もし、何を食べるか迷ったら、以下の写真のような屋台に入るのはどうですか?
言葉がわからなくても、興味のある具材を指差しするだけで注文できます。
南大門市場のおばちゃんは、日本人に慣れているので問題ありません。
こんな感じのお店が南大門市場にはたくさんあります。
値段も安いので、気になる食材があれば積極的に注文できますよ。
ここまで読んでいただきありがとうございました。
追伸
今回ご紹介した国立墓地と南大門はいかがでしたでしょうか?
実は、最初「国立ソウル顕忠院」だけの記事を書いたのです。
しかし、読み直してみるとやや韓国を否定する意味合いが強く感じたので書き直しました。
工作員と聞くと、多くの日本人は北朝鮮を思い浮かべるかもしれません。
しかし、過去には韓国も工作員による事件があったのです。
ソウル観光の定番である南大門の近くに、我々日本人も再考するべき場所がある事を知ってから観光すると、ひとり旅のソウルの景色が一味違って見えてきますよ。
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