
皆さんXin Chao(シンチャオ)、旅ブロガーの「ファイン」です。
皆さんは「ドイモイ政策」という言葉を聞いたことはあるでしょうか?
意味は知らなくても、なんとなく耳にしたことはあるという方は多いでしょう。
直訳すると「新しいものに換える」という意味です。
日本の新聞では「刷新」と訳されましたが、???理解できないですよね。
1986年にベトナムで掲げられたスローガンで、
主に経済・社会思想において新しい方向への転換を目指そうというものです。
この「ドイモイ政策」によりベトナムは急激な成長を続けています。
今回は、その成長著しいベトナム最大都市ホーチミンについて語ります。
目次
ホーチミンは首都じゃない!
ベトナムを旅していると首都はホーチミンと勘違いしている人を見かけます。
ベトナムの首都は「ハノイ」です。
郊外を含めるとかなり広いホーチミンですが、観光客が訪れるのは1区がメインになるでしょう。
ベストシーズン
南北に長いベトナムは、北部とは気温差があります。
ホーチミンの平均気温は28℃
1年を通して25℃から30℃くらいで気温差がないことが特徴です。
乾季は11月から4月、雨期は5月から10月です。
観光には特に雨の影響の少ない1月から3月が一番いい季節だと言われています。
まさに日本の卒業シーズンですね。
ブイビエン周辺:Bui Vien
バックパッカーの聖地で、タイでいうカオサンのようなエリアです。
安宿がたくさんあり、ファインもホーチミンではこの周辺に宿泊します。
ドミトリーなら1泊500円以下の宿も珍しくありません。
但し、今はコロナ禍の状況です。
「陰性証明書」がなければ宿泊拒否される人も多いみたいです。
「陰性証明書」を持っていても、外国人はお断りと謳っている宿泊施設もあります。
現在のベトナムは国内旅行が盛んで、外国人が宿泊しなくても充分潤っているのです。
国内旅行が盛んで、ハノイ⇔ホーチミンの飛行機移動は世界第2位になっています。
ベンタイン市場:Ben Thanh Market
ベトナムで一番活気のある市場で、苦手な人は苦手かもしれません。
お店の数は2000軒以上あるので、何も買わなくても歩いているだけでも楽しいです。
地元民もたくさんいるので、日本では珍しいローカルフードも充実してます。
ファインはここでカエルを食べましたが、目を閉じればチキンでしたよ。
営業時間:6時から23時まで
サイゴン大聖堂(聖母マリア教会):Nortre Dame Cathedral
ホーチミン観光のメインストリートである「ドンコイ通り」にあります。
高さ60メートルのレンガ造りの教会で、ホーチミンのランドマーク的存在です。
以下の「市民劇場」から徒歩3分なのでセットで観光する方が多いです。
営業時間:8時~10時30分/15時~16時
ホーチミンのサイゴン大聖堂
市民劇場(オペラハウス):Nha Hat Thanh Pho
建設当初はオペラハウスでしたが2000年に改築し、現在の美しい建物になりました。
日没後から深夜にかけてライトアップされるので観光客に評判です。
人気のサーカス「Ao Show」はここで開催されています。
チケット:63万ドン
営業時間:月〜金は9時〜16時 土日:9時~11時30分
夜のオペラハウス(市民劇場)
サイゴンスカイデッキ:Saigon Skyⅾeck
「ビテクスコ・フィナンシャル・タワー」の49階にある展望台です。
地上 262 mの高さから、ホーチミンの美しい景色を眺めることができます。
営業時間:9時30分〜21時30分
入場料:200,000ドン(約1000円)
サイゴンスカイデッキがあるビテクスコ・フィナンシャル・タワー
統一会堂:Reunification Palace
ベトナム戦争終結がなされた歴史的にも重要な場所です。
1975年4月30日に戦車が大統領官邸に突入し、べトナム戦争が終わりました。
展示されている戦車は当時のフェンスを突き破ったものです。
営業時間:7時30分〜11時/13時〜16時
統一会堂
サイゴン中央郵便局:Bưu điện Trung tâm Sài Gòn
パリのオルセー美術館をモデルとして作られた現役の郵便局です。
郵便局に入るとおじさんの肖像画が迎えてくれます。
彼こそ「建国の父 ホーチミン」さんです。
ちなみにこの郵便局は「ギュスターヴ・エッフェル氏」が手がけたものです。
エッフェル氏については「凱旋門はパリだけじゃない#71」をご覧ください。
営業時間:7時〜20時
サイゴン中央郵便局
メコン川:Mekong River
東南アジア最大の河川です。
全長約4350キロで「ラオス」「タイ」「カンボジア」の複数諸国を跨いでいます。
このメコン川で手漕ぎボートに乗るクルーズツアーが観光客に人気です。
メコン川クルーズ
クチトンネル:Cuchi Tunnel
全長200キロメートルにも及ぶホーチミン観光の定番です。
ホーチミンから北西へ約70キロホーチミンの場所にあります。
たくさんのツアーが催行されていますが、個人でも行くことも可能です。
移動時間:約2時間半
行き方
ホーチミン1区の中心部にある公園「9月23日公園」を目指しましょう。
「9月23日公園」の端にバスが数台並んでいるので13番を探してください。
10分から20分間隔で出発します。
運賃は、出発後に車掌さんが回収に来ます。
運賃:7000ドン/所要時間90分で終点のクチバスターミナルに到着します。
クチバスターミナル(Bến xe Củ Chi)に到着後、79番バスに乗り換えます。
所要時間:約40分。運賃:6000ドン「Ngã 3 Đền Bến Dược」下車。
要注意:このバス停は終点ではありません。
運転手か車掌さんに「Ngã 3 Đền Bến Dược」ここで降りたいと伝えましょう。
クチトンネルのガイド
バス停下車後ゲートが正面にあり、ここから約11分歩きます。
途中右側にお寺があり、ゴルフ場へ行くような道を進みます。
「ENTRANCE TO THE TUNNEL(トンネル入口)」と案内板が見えるでしょう。
その先の広場には戦車やヘリなどが展示され、この広場の先がチケット売り場です。
ファインが訪れたときは入場料は90,000 ドン(約450円)でした。
現在は11万ドン(約550円)に値上がりしているようです。
入場チケットとしてシールを受け取り、服の目立つところに貼りましょう。
ちなみに、一人で来てもガイドと一緒じゃないと入場できません。
ツアーでなくても、ある程度人数が集まるまで待つ事になるでしょう。
人数が集まったら緑のユニフォームを着たガイドと一緒に入場します。
最初は、15分ほど資料映像を観ます。
映像鑑賞後、狭いクチトンネルに入ります。
162cmのファインでも通路は膝を曲げなければ進めないほど狭かった。
ちなみに、トンネルの壁を叩いてみたらメチャクチャ固いです。
トンネル体験を終了すると、トラップ見学とキャッサバの試食ができます。
キャッサバとは、タピオカの原料で不味くもなく美味しくもなくただの芋です。
ツアーガイドの所要時間:約1時間。
射撃体験
ここでは本物の射撃が体験でき、女性よりも男性に人気があります。
数種類のなかから適当に銃を手にします。
料金:6万ドン(約300円)
ちなみに料金この表示は1発です。
10発で600,000ドン(3000円)
20発で120,000ドン(6000円)
薬莢が、そのあたりに無造作に転がっています。
The Café Apartment
9階建ての古いアパートですが、たくさんのカフェが入っています。
1区のグエンフエ通りに位置しているので、気軽に立ち寄れます。
エレベーターは有料で3000ドンを入口に立っている係りの方にに渡しましょう。
The café apartmentの外観
ここまで読んでいただきありがとうございました。
追伸
クチトンネルの射撃は、日本では体験できるものではありません。
スタッフの方が丁寧にアドバイスをしてくれますが、全然当たりません。
ファインは、1発も当たらないまま終了。
観てるだけの人は笑っていたけど、メチャメチャ難しいですからね(言い訳っす)
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