
皆さんブエナスタルデス、旅ブロガーのファインです。
リマは「チャラ」と呼ばれる海岸砂漠地帯に位置しています。
年間を通してほとんど雨が降らないという旅人には好都合な土地柄です。
リマと一口に言っても広く、旧市街と新市街の2つに大きく分けられます。
リマの旧市街「セントロ地区」は、ユネスコ世界遺産に登録されています。
ということで、今回はそのぺルーの首都リマ旧市街について語ります。
目次
アルマス広場:Plaza de Armas
リマの歴史地区にはキリスト教の文化遺跡が点在する観光地です!
その歴史地区の中心に「アルマス広場」があります。
リマで最も古い広場で、経済、文化の中心地として活用されてきました。
ペルー政庁舎:Palacio de Gobierno
アルマス広場にある「ペルー政庁舎」は、衛兵交代式が見どころです。
警察官が周囲を封鎖し始めるので、これから始まるんだなと雰囲気で分かります。
衛兵交代式はアルマス広場を一周します。
他の国でも、衛兵交代式を拝見しましたがペルーは独特でした。
銃を使うパフォーマンスは、台湾でも見たので珍しくはありません。
他の国でも衛兵の交代式は観てきましたが、その中でも台湾が一番綺麗でした。
音楽隊や騎馬隊などの演出が南米独特の雰囲気があり、やや派手な印象を受けます。
開催時間:毎日正午
所要時間:約30分
アルマス広場からは柵越しに見ることになるので、きちんとした写真は撮れません。
リマ大聖堂:Catedral de Lima
アルマス広場にあるカテドラルは、南米大陸最古の大聖堂です。
カテドラルの前にヤシの木がならんでいるのが、他の大聖堂との異なる特徴です。
リマ大聖堂
1535年に建設をはじめ、1540年に完成した時はかなり小規模でした。
幾度となくリマを襲った大地震のたびに修復を重ねて今の状態になりました。
旧市街の教会
セントロ地区の街並みは、他の都市と同じような感じです。
キリスト教信者ではないので、たくさん教会があってもまったく興味がわきません。
サン・フランシスコ教会(Iglesia y Convento de San Francisco)
メルセー教会(Iglesia y Convento de La Merced)
サンペドロ教会(Iglesia de San Pedro)
サント・ドミンゴ教会(Iglesia y Convento de Santo Domingo)
サンタ・ロサ・デ・リマ教会/修道院(Iglesia y Monasterio de Santa Rosa de Lima)
ラス・ナサレナス教会(Iglesia de Las Nazarenas)
ロス・デスカルソス教会(Iglesia y Convento de los Descalzos)
唯一上記教会からひとつだけ観光するとしたら、サン・フランシスコ教会だけですね。
ここは地下墓地(カタコンベ)が有名で、綺麗に人骨が並べられています。
遺骨は柵から丸見えでリアルです。(子供には刺激が強すぎるのではないでしょうか)
サン・フランシスコ教会
2万5千体の人骨があるので、苦手な人は見ない方がいいでしょう。
城壁公園:Parque de la Muralla
教会に飽きたら城壁公園にくることをお勧めします。
アルマス広場の喧騒から逃れたい方は、とても静かなので落ち着けますよ。
サン・クリストバルの丘を眺めながらベンチに座りランチを楽しみましょう。
城壁公園は、1684年から1687年にかけて建設された城壁を保存展示しています。
決して一人では、サン・クリストバルの丘に行こうとは思わないでください。
好奇心旺盛なファインでも、ブラジルのファベーラと同じ空気を感じました。
ノンストップのツアーバスもありますが、カメラ禁止などのルールがあります。
写真を撮れなきゃ行く意味ないし、眺めるだけなら城壁公園からの景色がいいですよ。
サン・マルティン広場:Plaza San Martin
ペルー独立100周年記念事業の一環で、市民の憩いの場として作られました。
ペルーの独立を宣言したホセ・デ・サン・マルティンの名を冠した広場です。
サン・マルティン将軍の騎馬像
大理石の手すりや半円形の腰掛けが施されています。
植民地時代を終わらせるべく立ち上がったサン・マルティン将軍はペルーの英雄です。
1821年スペイン王党派を破り、ペルーは独立を宣言します。
ラ・ウニオン通り :Jirón de la Unión
アルマス広場とサン・マルティン広場をつなぐ旧市街のメインストリートです。
この通りには、おしゃれなカフェやレストランがずら~と並んでいます。
人通りも多く両サイドの建物はカラフルで、歩いているだけで楽しい雰囲気です。
大道芸人や似顔絵を描いてくれる人などもたくさんいて賑わっています。
時々警官が来て大道芸人たちは追い払われますが、しばらくするとまた現れます。
以前は屋台が多かったらしいですが、ファインが訪れたときは全然ありませんでした。
ペルーの伝統儀式アヤワスカ:Ayahuasca
アヤワスカとは、古代から伝わる伝統的な体や心を整える儀式です。
それを行うのはシャーマンと呼ばれている日本でいう祈祷師や巫女のような方です。
怪しい? ファインもそう思いました。
しかし調べてみると夜に行われる神聖なペルーの文化遺産として行われている物でした。
アヤワスカでは、ツル状の植物を長時間煮込み茶色い液体を作ります。
暗闇の中で行われる儀式の際に、この液体をシャーマンの元で1杯分程飲みます。
毒素を体から排出するので、人により嘔吐や下痢をともなったりします。
お宿桜子で参加した人が言っていました。(誘われたけどいかなかったです)
嘔吐によって、大きなデトックス効果が得られるみたいです。(1度見てみたい)
ちなみに、旧市街でこのドリンクを売りつけてくる人がいます。
最初は1万円くらい。(怪しい)
渋ったら5千円になります。(超怪しい)
それでも、渋ったら2千円くらいになります。(絶対嘘だ)
シャーマンは修行と経験を積んだ人しかなれません。
アワヤスカを煮込んだ液体を飲んでも、効果はありません。
旧市街で、声をかけてくる人は100%アワヤスカ詐欺です。
イキトスで6時間くらいかかる儀式をドリンクを飲んだだけで・・・信じるか~い。
体の状態に合わせて調合してくれるものなので、その辺で入手できるものではありません。
彼らは、警官の姿が見えたらそそくさといなくなりました。
アヒ・デ・ガジーナ:ahi de gajina
「ペルー版チキンカレー」との表現がぴったりくるペルーの家庭料理です。
鶏肉と牛乳・パン・香辛料で味付けされています。
アヒ・デ・ガジーナ
レセルバ公園:Parque de la Reserva
南米の夜間は、あまり出歩かないようにしているファインです。
しかし、レセルバ公園だけはペルー渡航前から行こうと決めていました。
レセルバ公園の噴水
「公共の公園の中で世界で一番大きな噴水複合施設と、80mの高さに吹き出す噴水」
としてギネスブックに認定されています。
夕方も楽しめますが、メインの見どころは噴水ショーが行われる夜間です。
治安のいい所ではないので、帰りは宿まで配車アプリウーバーを利用しました。
レセルバ公園のトンネル
ライトアップされた噴水
噴水ショースケジュール
1日3回 19:15、20:15、21:30
所要時間:15分間
営業時間:15:00~22:30(月曜休み)
入場料:4ソル
※1回目の19:15を見たら宿に帰ることを現地のペルー人に勧められました。
明るいうちに公園の周囲を散歩しましたが、かなり雰囲気は良くなかったです。
この水のトンネルは、数分に1度止まります。
水が止まるタイミングで、トンネルをくぐっている方は、確実に濡れます。 笑
濡れるのを承知で、水着で公園に入場する人もチラホラいますよ。
ここまで読んでいただきありがとうございます。
追伸
旧市街の見どころは少なく、観光しないで宿でダラダラしている人が多かったです。
でもレセルバ公園の噴水ショーは観る価値ありますよ。
13基の噴水に、女性や子供は喜ぶでしょう。
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